ストライク調べによると、2017年第4四半期のTOB件数は公表ベースで18件と前年同期比で4件増加となったが、年間のTOB件数は44件と前年(48件)より微減となった。買収プレミアムの年間ランキング第1位は、ツノダの221.4%だった。
今回は、二段階買収案件の株式取得価格決定申立てに関する裁判例をご紹介します。これは二段階買収案件の株式取得価格について、2016年7月1日付の最高裁決定を踏襲した最初の事例となります。
日本のM&Aはどのように活性化し、どのような影響をもたらしてきたのか。前回に続き、早稲田大学商学部 宮島英昭教授に「外国企業による日本企業へのM&A」について伺った。
国内において有線放送首位のUSEN<4842>と、そこから分離独立した動画見放題サービス提供のU-NEXT<9418>。いったんは分離独立した会社だが、2017年中に経営統合を予定しているという。果たして経営陣にどのような思惑があるのか。両社のこれまでを振り返りたい。
株式投資を始めたばかりの方、新聞等の報道で目にする「TOB」って何だろうと気になる方に向けたコラムです。EDINETでTOBに関する資料(公開買付届出書)を閲覧する方法を説明します。
外食大手TBIホールディングスが、北関東を中心に居酒屋などを展開するホリイフードサービスに対して、TOBを実施します。既存株主は慌てて持ち株を放出しているようですが、ホリイにとって好材料だと思う3つの理由をお話します。
2014年にキユーピーがアヲハタをTOB。当時「マヨネーズがジャムを手中に収めた」といわれたが、実はキューピーもアヲハタも“同根”の会社である。ご存知の方は少ないのでは?
2017年第1四半期TOBプレミアム分析レポートを公開。ソレキアの3ヶ月平均株価に対するプレミアムは、174.75%(佐々木ベジ氏)、111.86%(富士通)に。
敵対的買収とは、どのような場合を指すのでしょうか。今回は敵対的買収とは何かをわかりやすく解説します。
本年3月に成立予定の平成29年度税制改正で、スクイーズアウトに関し重要な改正が予定されています。
コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)による日本企業の大型買収が活発です。日産自動車やカルソニックカンセイのTOBでは、普段見かけない特別配当の記載があることが最大の特徴です。
2016年第4四半期のTOB件数は、公表ベースで48件と前年と同じ47件であった。MBOは4件と全体の8.3%。アデランスのMBOや三菱商事によるローソンの子会社化が注目案件となった。
バーモントカレーのCMでお馴染みのハウス食品グループ本社は単なるカレールウの会社ではありません。「カレーハウスCoCo壱番屋」や香辛料の「ギャバン」を買収して事業を拡大しています。ルウを軸にレストランやスパイスも融合させる同社のM&Aは一味違います。
最高裁は、当時JASDAQ上場企業であった株式会社ジュピターテレコム(「JCOM」)の公開買付けと全部取得条項付種類株式を用いた二段階取引による非公開化取引に係る株式取得価格決定申立事件に関して、実務上重要な意義を有する決定をしました。
ユニーグループが保有するきものの「さが美」の全株式を投資ファンドのアスパラントグループに売却すると発表。同じく投資ファンドのニューホライズンキャピタルからも買収提案を受けたことから買収合戦になるかと思われたが・・・
2016年3QのTOBプレミアム分析レポートです。公表ベースで14件と前年同期(8件)比で増加傾向にあり、50%を超えるプレミアム件数も6件と比較的高い割合となっています。
M&A Online編集部です。今回はミューチュアル(2773)が自社株買いのTOBを発表した記事をピックアップしました。
KDDIと住友商事によるジュピターテレコム(J:COM)の買収で、海外投資家らがTOBの買い付けに応じない株主から強制的に株を買い取る際の価格が「低すぎる」と申し立てた主張を、最高裁が退けたのは記憶に新しいところ。TOBを投資の目線で見るとどうなるのだろうか?「節税ヒントがあるかもブログ」のメタボ税理士が、全3回でTOBについて分かりやすく解説する。
TOB件数は公表ベースで11件と前年同期(10件)比で増加した。話題となった案件は、富士通のニフティへTOB、ハウス食品のギャバンへTOBなどがあった。
2016年第1四半期のTOB件数は公表ベースで9件と前年同期(6件)比で減少した。また総プレミアムの平均値は7.63%となっており、他の四半期に比べディスカウントTOBが多かった。
当社が独自に分析した、2012年から2015年までのTOBプレミアム分析レポートのバックナンバーです。
2015年第3四半期TOBプレミアム分析レポート
2015年第2四半期TOBプレミアム分析レポート
2015年第1四半期TOBプレミアム分析レポート