2024年、物流・運輸業界を対象にしたM&Aは、陸運を中心に大きく動いた。
件数は33件(12月25日時点)と前年比9件増。この背景にあるのが「2024年問題」だ。トラックドライバーの時間外労働の上限が年間960時間となり、人手不足に拍車がかかった。かねてから指摘されてきた問題で、2023年から倉庫・陸運で大きな動きがあったが、2024年もこの問題を背景にしたM&Aが続いた。
陸運のなかでも特に影響を受けたのは中・長距離輸送だ。人材不足に加え、燃料費の高騰などの問題も加わり、物流中堅のエスライングループ本社はMBO(経営陣による買収)を選択した...