カフェやレストランを運営するサンマルクホールディングス<3395>がM&A戦略を転換し、5年間(2025年3月期~2029年3月期)に100億円以上としていたM&A投資枠を削除した。
2024年に牛カツ業態の2社をM&Aで取得し、将来の成長の柱となる第3のブランド獲得という目標を達成したためだ。
同社では引き続きM&Aによる業態拡大に取り組む方針で「追加のM&A案件があった場合は借入によって実施する」としている...
日産自動車が横浜駅前に構える本社ビルを売却する。経営再建の一環で、手元資金を厚くして資産効率を高める狙いがある。大手企業の本社ビルは地域のランドマーク的な役割を併せ持つだけに、売却の波紋は小さくない。
東京ガスは、今後3年間(2027年3月期~2029年3月期)、ソリューション事業の法人向け分野を軸にM&A戦略を展開する。2025年10月に公表した「東京ガスグループ2026-2028年度中期経営計画」の中で明示した。
販促商材やキャラクターグッズなどのデザイン雑貨を手がけるトランザクションが、M&A戦略を本格化させる。実現すれば2015年に旅行用品の製造、卸のゴーウェルを子会社化して以来、10年ぶりとなる。
不動産業中堅のサンフロンティア不動産が、ホテル買収を活発化させている。2028年3月期にホテル運営室数6000室、2033年には1万室(2025年6月末時点で3160室)を目指しており、運営室数拡大のためにM&Aを活用する方針だ。