電気やガスの取次販売(契約代行)などを手がけるラストワンマイル<9252>は、M&Aを積極的に推し進める方針だ。
もともとM&A強化を掲げていたが、買収した企業の業績が寄与し、2025年8月期に過去最高の業績を更新したことを受け、主力事業の拡大や新規分野への進出に、引き続きM&Aを活用することにした。
適時開示情報によると、同社は2022年に電話などで営業を代行するブロードバンドコネクションを子会社化、その後、2023年に1社、2024年に5社を買収...
自動車部品を製造するフジオーゼックスが、この2年ほどの間に買収した2社の業績向上に苦戦している。2025年3月期は両社を含む事業部門である「その他事業」のセグメント利益が赤字に転落した。
建設準大手のインフロニア・ホールディングスは、2025年9月に三井住友建設を子会社化したのに伴い中期経営計画を見直し、成長投資額を増額するとともに新たにM&A投資枠を設けた。
ホッチキス(マックスの商品名)や鉄筋結束機などを手がけているマックスが、2027年3月期末に向けてM&Aの実現に力を入れている。実現すれば2014年に子会社化した英国のLighthouse以来、10年以上ぶりとなる。
ソフト99、太平洋工業、マンダム…。株式の非公開化を目的にMBO(経営陣による買収)を始めたものの、アクィビスト(物言う株主)の介入などで“暗雲”が漂うケースが相次いでいる。