東京大学法学部に在籍中の、のんちゃんは身近にM&Aを体験し、戸惑ってしまった。M&Aのことは大学の授業で知っていたものの、身内に起こった出来事にはなす術がなかったようだ。M&Aをどう受け入れればいいのか。のんちゃんが遭遇した体験とは。
M&A Onlineはサイトリニューアルに伴い、学生レポーターによる取材コーナーを設けました。「初代MAOガール」には、早稲田大学に在学中の山口萌(やまぐち・もえ)さんが就任。山口さんは文化構想学部で、政治や経済、文化、社会など学際的な広い分野の学問に取り組んでいます。
富士フイルムホールディングスはヘルスケア分野でほぼ1年ぶりの大型M&Aを繰り出した。バイオ医薬品関連の米国企業など2社を約850億円で買収すると発表。昨年4月に和光純薬工業を約1500億円で子会社化したが、この10年というもの、M&Aラッシュの様相だ。
住友林業は2009年以降、豪州で2社、米国で4社の住宅メーカーを矢継ぎ早に傘下に収めた。海外での年間住宅販売は9000棟に迫り、数量では国内販売を上回る。その海外住宅事業は今や全売上高の四分の一を占めるまでに大躍進した。快進撃はどこまで続くのか。
長年、独自の技術や手法を世に問うてきた会社が、後継者がいないという理由で廃業してしまうのはあまりにも惜しいですし、国家の損失でもあります。廃業の前に、どんなに確率が低くても、いろいろなカタチのM&Aを模索して下さい。
今回はこれまでに掲載された中国企業のM&A戦略を紹介するシリーズの記事をまとめてみたい。
東レがオランダの炭素繊複合材料メーカ―・テンカーテ・アドバンスト・コンポジット・ホールディングを買収することになった。取得額は約1230億円で、東レにとって過去最大だ。他の炭素繊維メーカーも強化策を打ち出しており、競争は過熱気味。勝敗を分けるのは何か。
結婚が人生最大の賭けと言われるようにM&Aにも運がいる。売り手企業の思いを買い手企がしっかりと引き継いでいく時間も必要。良い資産を積みあげる日々の努力がM&Aにおいては何よりも重要である。
契約がまだ締結されていない段階で付与されるM&Aの優先交渉権とは、一体どのような性格を持ち、どの程度、当事者を拘束するものなのか。最高裁が下した判断を紹介しつつ、優先交渉権の概要とそれを付与する際の留意点を確認する。
決算書は経営者の通信簿。美しい貸借対照表を作ることは大切である。売り手企業はサビ落しをし、財務力を磨かなければ、買ってもらえない。M&Aの買い手企業にはお金がいる。金融機関との信頼関係を構築することはM&A遂行上重要な要素だ。