2019年4月の大量保有報告書の提出件数は1410件で、このうち株式の保有割合を増やしたのが387件、新規保有が246件、保有割合を減らしたのが646件となり、減少が増加と新規の合計を13件上回った。
筆頭株主だったKeyHolderがケイブ株を売却、保有割合を4.34%まで引き下げた。代わって株式を取得したゲームクリエイターらが制作するゲームは、ケイブを黒字転換できるか。
前編では、大量保有報告書とはどういうものなのか、企業側が見るべきポイントとは何かについて解説しました。今回は、個人投資家が見るべきポイントについてお話したいと思います。
大量保有報告書は、大口の株式売買の動向が分かる貴重な資料ですが、普段あまり目にする機会はないかもしれません。そこでまずは、大量保有報告書には何が書いてあり、どのように使えるのかを見ていきましょう。
3月の大量保有報告書の提出件数は1076件で、このうち株式の保有割合を増やしたのが328件、新規保有が217件、減少が464件となり、増加と新規の合計が、減少を81件上回った。
施工不良問題に揺れる賃貸アパート大手、レオパレス21の株式について、英投資ファンドのオデイ・アセット・マネジメントが買い増しから売却姿勢に転じた。オデイが28日、29日に連日提出した変更報告書で同社株を約5%放出したことが分かった。
レオパレス21株の売買で話題を集めたブラックロック・ジャパンが、今度はZOZO株式を新規に保有(保有割合は5.58%)した。3月6日に提出した大量保有報告書で分かった。
2019年2月の大量保有報告書の提出件数は859件で、このうち株式の保有割合を増やしたのが271件、新規保有が141件、減少が396件、契約の変更などが51件だった。2月は増加と新規の合計(442件)が減少(396件)を46件上回った。
施工不良問題に揺れる賃貸アパート大手、レオパレス21の株式について、英投資ファンドのオデイが1.1%を買い増し、保有割合を12.14%に高めたことが1日分かった。一貫して買い増しを進めるオデイ。その投資スタンスに注目が集まる。
施工不良問題による経営の先行き不安を受け、レオパレス21<8848>株についての大量保有報告書(5%ルール)の提出が相次いでいる。野村證券は22日、共同保有者を含めて保有割合が5.46%になったとする報告書を提出した。
レオパレス21の施工不良問題を受け、同社株式をめぐる大量保有報告書の動きに注目が集まっている。21日、米系ファンドのブラックロックがレオパレス株を一部放出したことが判明。一方で、英投資ファンドのオデイは2月以降さらに買い増す動きに出ている。
資産運用会社のアルファレオが保有する乾汽船の株式(共同保有者と合わせた保有割合は22.07%)全株を手放し、同時にアルファレオホールディングス合同会社(同)が乾汽船株式の22.9%を保有したことが分かった。
米投資ファンド、ベインキャピタルが中堅印刷業の廣済堂にTOBを開始した。廣済堂株価はここへきて大幅上昇し、TOB不成立の可能性が浮上してきた。同じ頃、旧村上ファンド系の投資会社レノが廣済堂株式にかかる大量保有報告書を提出したのだが…。
大量保有報告書は株式等保有割合が5%を超えた場合に提出が求められる書類です。そのため、M&Aが行われる場面や資産運用会社が日本企業株を買い増している場面などで登場する用語でもあります。
シンガポールの投資ファンド・エフィッシモ キャピタル マネージメントが38.99%の株式を保有する川崎汽船の2019年3月期は、2期ぶりに営業赤字に転落することがほぼ確実になった。エフィッシモ は次にどのような手を打つのだろうか。
2019年1月に提出された大量保有報告書(移転などの変更を除く)の件数は782件で、前年同月を86件上回り、前年同月の売り姿勢から、買い姿勢に転じたことが分かった。
2018年の大量保有報告書提出件数が2009年以降の10年間で過去最高になった。2018年はこれまでの最高だった2013年の1万840件を5年ぶりに更新し、2013年比13.7%増の1万2321件となった。
英国の投資運営会社であるモンドリアン・インベストメント・パートナーズ・リミテッドが提出した直近1年間の大量保有報告書の件数が7年ぶりの2ケタ台となった。ただその内訳はやや後ろ向きだ。
バークレイズ・キャピタル・セキュリティーズ・リミテッドが、直近の1年間に提出した大量保有報告書から、サービス業企業の株式の保有を増やしていることが分かった。
JPモルガン・アセット・マネジメントが2018年1月1日から2018年11月7日までに提出した大量保有報告書の件数が、2017年(1月1日―12月31日)の2.2倍に達していることが分かった。
ラザード・アセット・マネージメントが日本株運用に消極的な姿勢を見せている。 大量報告報告書の提出状況から2017年に3社あった保有割合が10%以上の企業が2018年はゼロになったことが分かった。
ウエリントン・マネージメントは米国の投資運用会社で、世界14カ所に拠点を構え、60カ国2200以上の顧客にサービスを提供している。預かり資産は約1兆ドル(約110兆円)に達する。
アムンディ・アセット・マネジメントはパリに本社を置く欧州最大の資産運用会社で、2018年6月時点の運用資産は約1兆4660億ユーロ(約190兆円)に達する。
ダルトン・インベストメンツ・エルエルシーが日本株投資を積極化させている。2017年10月から2018年9月までの1年間に、提出した大量保有報告書40件のうち保有割合を増やした企業と新規保有した企業数が全体の85%を占めた。
インベスコが日本の株式市場で行っている取引が2016年以降、縮小傾向にあることが大量保有報告書の届け出状況から見えてきた。