9月8日、コロワイドによる大戸屋ホールディングスに対する公開買付け(TOB)が成立した。わが国では極めて珍しい、敵対的公開買付けの成立となる。本稿では本公開買付けの経緯、そして法務の観点から印象的だった点についてコメントを試みたい。
第1四半期の決算が出そろったカフェチェーン。コロナ禍で競合を見事に引き離したのがコメダ珈琲でした。軒並み純損失を計上する中、唯一6億2600万円の黒字となっています。強さの秘訣は徹底的なFC化とロードサイド出店にありました。今後も快進撃は続きそうです。
牛丼やうどんなどをチェーン展開する吉野家ホールディングスと、通信大手のKDDIが、コロナ禍で苦境に陥っている飲食店の支援に乗り出した。両社の取り組みには大きな違いがある。どのような内容なのか。
「いきなり!ステーキ」などを展開する経営再建中のペッパーフードサービスは8月31日、連結子会社でペッパーランチ事業を手がける子会社(株)JPを投資ファンドに売却し、株式譲渡対価の85億円の支払いを受けたと発表した。
定食チェーンの大戸屋ホールディングスへの外食大手、コロワイドによる敵対的TOB(株式公開買い付け)が9月8日に期限を再び迎える。コロワイドに今度こそ軍配が上がるのか、それとも再延長に突入するのか。勝負の行方はなお混とんとしている。
物語コーポレーションが運営する「焼肉きんぐ」の7月売上高が前年比110%となりました。コロナ禍でこの数字は驚異的です。郊外のロードサイド、テーブルバイキング方式の焼肉店が新たな局面を迎える外食のトレンドとなりました。
居酒屋「塚田農場」を運営するエー・ピーカンパニーが2021年3月期第1四半期で14億9600万円の純損失を計上。純資産は4900万円となり、債務超過寸前となりました。大門の本社を引き払い、池袋の元居酒屋店に移転して経費削減に努めています。
幸楽苑ホールディングスは2020年8月27日に、ロボット従業員「ケー・イチゴウ(K-1号)」を本宮店(福島県本宮市)に配置する。 新型コロナウイルス感染症の予防対策や人手不足の解消を目的に採用した。
外食業界の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大で業績不振にあえぐ外食業界。コロナ「第二波」の到来で、業界を取り巻く厳しい状況はさらに長引きそうだ。こうした「業界の危機」はM&Aを加速するのか、それとも足かせになるのか?
M&Aでの拡大を明確に打ち出していたクリエイト・レストランツ・ホールディングスとDDホールディングス。前代未聞のコロナ禍を何とか乗り切ろうとするクリレスと、1割強の退店を決定するなど戦略の大幅な見直しを迫られるDD。違いは分散投資にありました。