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コーポレートガバナンスを考える 政策保有株式の売却とM&A

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キャッシュの用途とM&A制度の見直し

世界の議決権行使アドバイザー市場を寡占している1社であるGLASS LEWIS(グラスルイス)は、2022年12月末に公表した「2023 Policy Guidelines」で、「日本は、貸借対照表に過剰なキャッシュが存在すること、株式の持合いが多いこと、ROEが低いことなど、キャピタルアロケーションの問題から、資本効率や株主還元が十分でない場合がある」と指摘した...

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