menu
Social media

ビジネス

仮想通貨の本質を学べる!ニコシア大学のeラーニングを受講してみた

Cover cc4c3783 c6f6 47f5 a49f a373b6bb09a9

仮想通貨取引所のコインチェックからネム(NEM)が流失した事件が世間を騒がせた。日常の少額決済に使用しない仮想通貨の保管には、ネットワークから遮断されたコールドウォレットや物理的な形態を有するハードウォレット、ペーパーウォレットなどを併用して自己防衛すべきことは仮想通貨について学ぶeラーニングでも基礎的な事項として教えられている。

海外では複数の大学が仮想通貨やブロックチェーンに関するオンライン学習コースを提供している。その中でも、早くからデジタル通貨に関する修士号(マスター)すなわち大学院課程を提供してきたのが地中海東部・キプロス共和国にあるニコシア大学だ。

専門家だけでなく、フィンテック(FinTech)分野への関心やビットコインなど仮想通貨への投資熱が高まるにつれ、基礎となる技術や知識を身に付けようという一般ユーザーの需要も高まっている。

以下では、筆者が受講したニコシア大学のeラーニングを中心に、仮想通貨に関する学習課程を概観してみたい。

仮想通貨の投資に関する知識は深まるのか?

読者にとって一番気になるのは、「仮想通貨について何を学ぶのか?それは投資に役立つのか?」という点ではないだろうか。

仮想通貨は新しい決済手段および送金手段として有望であるとともに、その基礎技術となっているブロックチェーンの応用にも期待が寄せられている。技術的な仕組みや理論を学習したい人向けの内容となっているが、仮想通貨に関する基礎を学ぶことは、投資にも有益と考えられる。なぜならどのようなコインが将来有望であるのかを判断するためには、技術的な知識が有用となるからだ。

デジタル通貨の修士課程は18か月コース

ニコシア大学のデジタル通貨に関する修士課程は18か月コースとなっている。「デジタル通貨入門」、「通貨と銀行」、「国際通貨マーケット」など必修6科目に加え、「暗号理論とセキュリティ」、「デジタル通貨プログラミング」、「分散型システム」などの選択科目8科目のうち3科目を履修することでコースを修了することができるようになっている。選択科目を1科目にして、残り2科目に相当する単位を論文やプロジェクトの課題にして履修することも可能だ。

科目名から想像できるようにコースの内容は学術的なものとなっている。ただし、経済学や法学のようにすでに確立された学問分野ではないため、講学的な内容にとどまらず、現在進行形で変化し続ける仮想通貨の技術やビジネス環境を取り扱うことになる。したがって、講師陣も仮想通貨などの分野で活躍する実務家が中心となっている。

こっそり学ぶシリーズ

NEXT STORY

ICOの会計処理

ICOの会計処理

仮想通貨による資金調達方法、ICO(Initial Coin Offering)を紹介。会計処理上でのICOの考え方、ICOを行ったメタップスの会計処理の事例も交えながら考察します。


注目の記事

Thumb 360806d3 5891 4010 8d81 e5ebbe1c4544

【ビジョナリーHD】「視界不良」のメガネスーパーが復活した理由

経営危機のどん底からよみがえった「メガネスーパー」。2017年に持株会社制へ移行し、「ビジョナリーホールディングス」として新たな歴史を刻み始めている。投資ファンドによる再建を果たした同社は、M&Aで新分野を開拓し、次なる飛躍を果たそうとしている

Thumb 5535fbd2 d91a 4fbd a0be 6bc68475be6d
Thumb fc3e0390 342b 4215 a82c 567609f5a344
Thumb ec47f788 1259 4d83 bdd8 8407d10e0e92