ご注意ください
この記事は公開から1年以上経っています。掲載されている情報は、公開当時のものです。

ジャパン・ホテル・リート投資法人がインバウンド狙い撃ちで成田、奈良の3ホテルを326億円で買収

alt
ホテル日航奈良
ホテル日航奈良

3ホテルの投資比率はJHR全体の10.3%です

今回の買収により、JHRが保有するホテルは52物件になりました。

ヒルトンといった世界的ブランドホテルから、オリエンタルに見られるミドルクラスホテル、ザ・ビーなどのビジネスホテル、そしてオキナワ・マリオットなどのリゾートホテルと、幅広い物件を取得しています。

ヒルトンブランドは東京ベイ、名古屋に続いて成田が3つ目となりました。

新規取得した3つのホテルはJHRの中では中規模の買収となります。各ホテルの投資比率はこんな感じです。

ホテル名 客室数 取得額 投資割合
ヒルトン成田 548 131億7500万円 4.1%
インターナショナルガーデンホテル成田 463 91億2500万円 2.9%
ホテル日航奈良 330 103億7300万円 3.2%

参考までに、JHRの中で投資割合の高いホテル5つは以下の通りです。

ホテル名 客室数 取得額 投資割合
ホリデイ・イン大阪難波(シティ・ビジネス) 314 270億円 8.5%
ヒルトン東京ベイ(シティ) 828 260億5000万円 8.2%
オリエンタルホテル東京ベイ(シティ) 593 199億円 6.2%
ホテル日航アリビラ(リゾート) 396 189億円 5.9%
シェラトングランドホテル広島(シティ) 238 173億2000万円 5.4%

IHG・ANAブランドのホリデイ・イン大阪難波が一番の高額物件でした。

JHRが初めてIHGブランドのホテルを取得したのが、ホリデイ・インです。客室数が少ないわりに取得額が膨らんでいるのは、大阪エリア全体の客室稼働率が80%と極めて高いことが背景にあります(東京は70%台です)。つまり、客室料金を上げやすいのです。

大阪は、出張需要が多いことに加え、観光客も集まるようになりました。世界中で5000以上ものホテルを展開するIHGブランドは、海外から会員を連れてきてくれる、格好の物件なのです。

JHRがインバウンドの取り込みに躍起になる姿が浮かび上がってきます。

麦とホップ @ビールを飲む理由

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。

NEXT STORY

星野さん、そうっすよね、ビジネスホテルとシティホテル買いますよね。旅館なんてやってらんないっすよね。が、よく分かります

星野さん、そうっすよね、ビジネスホテルとシティホテル買いますよね。旅館なんてやってらんないっすよね。が、よく分かります

2016/10/22

星野リゾートリート投資法人が平成28年4月期の決算を発表し、予想を上回るまずまずの結果に。急激に伸びているように見えますが、これはANAクラウンプラザ取得によるもの。更に予想値を上回ったのは、買収したばかりの旭川グランドホテルの賃料が寄与したからです。星野リゾートは、旅館からビジネスホテル、シティホテルへと軸足を移しています。