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ジャパン・ホテル・リート投資法人がインバウンド狙い撃ちで成田、奈良の3ホテルを326億円で買収

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成田空港の外国人利用者数は870万人→1390万人に激増

なぜJHRは成田の物件を2つも取得したのか。答えは簡単、外国人観光客が増加しているからです。

成田空港の年間利用者数はこんな感じです。

2013年 2014年 2015年 2016年
日本人 1600万人 1410万人 1300万人 1310万人
外国人 870万人 1010万人 1240万人 1390万人

出典元:成田空港の運用状況 http://www.naa.jp/jp/airport/unyou.html

注目すべきは外国人利用者数。凄まじい勢いで伸びています。訪日外国人は2013年に初めて1000万人を突破すると、2016年に早くも2000万人を超えました。この傾向は、2020年の東京オリンピックまで続くと考えられています。

逆を言えば、東京オリンピックが一つのピークになるということです。JHRはオリンピックまでにホテル売却を狙うのか、それともインバウンド需要がこの先も続くと見て長期投資なのか。売却するとなれば、あと2年ほどしか残されていません。それは非現実的でしょう。

オリンピック需要で稼げるだけ稼ぎ、客室稼働率が落ちたら、リニューアルで資産価値向上。その先数年で売却を狙う、という作戦だと思います。

ちなみに、奈良の観光客数も増加しています。2013年の3547人から、2015年には4146人に増えました。京都の影に隠れて、地味な印象の奈良。しかしながら、マリオットの高級ブランド「JWマリオットホテル奈良」のオープンが決まるなど、賑わいはじめています。

JHRにしてみれば、「乗るしかない、このビッグウェーブに」ということなのでしょう。

文:麦とホップ@ビールを飲む理由

麦とホップ @ビールを飲む理由

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。

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