同社の資金難からの脱却を支えてくれたものの一つに、助成金がある。なかでも経産省が推進する「ものづくり補助金」に創業3年目の2012年から2年連続で採択されたことは大きいようだ(2012年は「ものづくり中小企業・小規模企業者試作開発等支援補助金」、2013年は「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」での採択)。
「ものづくりに関わる設備投資にかかったお金を助成する制度ですが、単に設備投資の額が補助されるだけではなく、それをどう生かすのか、投資計画全体が審査されます...
2018年上半期の国内スタートアップ企業資金調達総額は1732億円。前年と比べて40%増となり、過去10年で最高額を更新しています。調達者数は554社。1社あたりの平均は3億円超となりました。調達額が大きかった企業の懐事情を調べました。