創業初期の東インド会社が取り扱ったメインプロダクトは「香辛料」である。ヨーロッパの気候は今も昔も厳しい。特に冬季は過酷だ。冬には塩漬けで保存した半分腐ったような肉しか食べることができなかったという。そこに、はるばる東インドから香辛料がもたらされた。これは保存と味覚に優れた「金より価値のある粉」だったのだ。
次に東インド会社のビジネスモデルについてみてみよう...
株式会社は経済資源の最適配分と成果の最適分配を実現し得るのか?日本でも深刻化している貧困問題や行き過ぎた格差が社会を不安定にするものであるならば、解決策は「ポエム的」株式会社論ではなく、会社法及びそれに関連する法律の改正でなくてはならない。