サーチファンドを活用し、事業承継を目指すサーチャーにとって投資実行を完了した時点が、社長としての役割のスタート地点となります。今回は、投資後の最初の3カ月に行うPMI(M&A後の経営統合)と呼ばれる作業のうち、特に最初の数週間で重要だと考える3つの要素について触れさせていただきます。
私はこれまで事業承継をする企業に何件か投資をしてきましたが、最も身が引き締まるのは投資後の初日、社員の前で新社長が話すタイミングです...
カー用品販売大手のオートバックスセブンが、2024年4月からの新年度入りとともに攻勢をかける。オートバックス加盟店9店を運営する企業の買収による事業拡大と、100人の人員削減によるコスト削減の両面作戦を展開するのだ。
経営者を志す個人を支援するサーチファンドを活用した事業承継の件数が、2023年に過去最多となった。Growthix Investmentがまとめた「サーチファンド白書2023」によると、2023年は9件となり、これまで最多だった2020年と2022年の5件を上回った。
アマゾンジャパン自社物流網の充実に力を入れている。これまでは国内大手配送業者を利用していたが、運転手不足やドライバーの時間外労働規制といった「物流の2024年問題」に直面。迅速な配達を維持するには、自前で物流網を構築する必要があるからだ。