ロングリーチグループは香港系のプライベートエクイティファンド。日本、中華圏を投資対象地域とし、総額18億ドルの資産を運用しています。2020年にベローチェ、2018年に珈琲館、2016年にウェンディーズ、ファーストキッチンを買収しています。
2019年の外食M&Aの潮流を3つのニュースを軸に解説します。1つ目は梅の花のさくら水産買収。2つ目がポラリスが買収したBAKEの赤字。3つ目はオイシックスの投資ファンドに出資を決めたモスフードです。2019年も様々な動きがありました。
投資ファンドは「1株1議決権」を前提として、株主権を存分に行使してリターンの最大化を目指す。ある意味、米国株主資本主義を究極まで純化した存在といえる。その投資ファンドが自らは一般株主の権利を著しく制限する特殊な議決権構造を採用しているのだ。
スシローを上場させたことで日本での知名度を増した英投資ファンド「ペルミラ・アドバイザーズ」。元三洋電機代表取締役副社長の古瀬洋一郎氏が会長に就任し、消費財、小売り、テクノロジー、産業材、金融サービス、ヘルスケアの分野で投資計画を立てています。
2013年2月にコメダ珈琲を買収し、知名度を高めたMBKパートナーズ。2019年6月には高級チョコレートのゴディバ・ジャパンを1000億円超で買収しています。韓国系投資ファンド・MBKパートナーズとは、どのような会社なのでしょうか?
投資ファンド事業などを手掛けるポラリス・キャピタル・グループの関連会社として投資業を手掛けていたリスボン・ホールディングスが10月2日、東京地裁から特別清算開始決定を受けた。負債総額は30億1794万円。
サンデンホールディングスは店舗用冷蔵・冷凍ショーケース、自動販売機を手がける流通システム事業から撤退することを決断した。自動車機器事業に続く第2の柱として60年を超える業歴を持つが、今回、事業切り離しという大ナタを振るう理由とは。
バイキングレストラン「すたみな太郎」を展開する(株)江戸一の株主に変更があったことがわかった。 同社の再建を主導していた投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループがイグジット(投資資金の回収)に動いたためだ。
シンガポールの投資ファンド・エフィッシモ キャピタル マネージメントが38.99%の株式を保有する川崎汽船の2019年3月期は、2期ぶりに営業赤字に転落することがほぼ確実になった。エフィッシモ は次にどのような手を打つのだろうか。
中堅印刷業の廣済堂が乾坤一擲の“大勝負”に出る。米投資ファンドのベインキャピタル主導によるMBO(経営陣による買収)を実施し、株式の非公開化に踏み切る。有力ファンドの傘下で事業再構築を迅速に進めたうえで、数年後に再上場を狙うとみられる。