トップ > ライター一覧 > 西澤 龍
西澤 龍

西澤 龍 (にしざわ・りゅう) | IGNiTE(イグナイト) 代表取締役/パートナー

IGNiTE(イグナイト) 代表取締役/パートナー

IGNiTE CAPITAL PARTNERS株式会社 (イグナイトキャピタルパートナーズ株式会社)代表取締役/パートナー

投資ファンド運営会社において、不動産投資ファンド運営業務等を経て、GMDコーポレートファイナンス(現KPMG FAS)に参画。 M&Aアドバイザリー業務に従事。その後、JAFCO事業投資本部にて、マネジメントバイアウト(MBO)投資業務に従事。投資案件発掘活動、買収・売却や、投資先の株式公開支援に携わる。そののち、IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS 現在IBMに統合)に参画し、事業ポートフォリオ戦略立案、ベンチャー設立支援等、コーポレートファイナンス領域を中心にプロジェクトに参画。2013年にIGNiTE設立。ファイナンシャルアドバイザリー業務に加え、自己資金によるベンチャー投資を推進。

横浜国立大学経済学部国際経済学科卒業(マクロ経済政策、国際経済論)
公益社団法人 日本証券アナリスト協会検定会員 CMA®、日本ファイナンス学会会員

コラムに関する質問・問い合わせ・弊社サービスに関するご相談は、以下にご連絡ください。
ignite.info@ignitepartners.jp

最新の記事

ヴァージニア会社の歴史に見る米国起業家精神の「もう一つの原点」|間違いだらけのコーポレートガバナンス(10)

ヴァージニア会社の歴史に見る米国起業家精神の「もう一つの原点」|間違いだらけのコーポレートガバナンス(10)

米国経済の本質的根幹をなすのは起業家精神ではないか。少なくとも米国人は本音ではそう思っているのではないか。さもなくばデュアルクラスのような仕組みを制度として市場が許容することの説明がつかない。では、こうした起業家精神の源流は一体なんなのか。

記事を読む
日本にも「デュアルクラス」を!|間違いだらけのコーポレートガバナンス(9)

日本にも「デュアルクラス」を!|間違いだらけのコーポレートガバナンス(9)

前回​まで米国におけるデュアルクラスの普及について解説した。翻って日本はどうか。日本でも数年前にこのデュアルクラスについて議論が盛んになったことがある。実は「単元株制度」を用いて実質的にデュアルクラスと同じ効果を持たせることができるのだ。

記事を読む
投資ファンドはなぜ実質「デュアル構造」を採用しているのか|間違いだらけのコーポレートガバナンス(8)

投資ファンドはなぜ実質「デュアル構造」を採用しているのか|間違いだらけのコーポレートガバナンス(8)

投資ファンドは「1株1議決権」を前提として、株主権を存分に行使してリターンの最大化を目指す。ある意味、米国株主資本主義を究極まで純化した存在といえる。その投資ファンドが自らは一般株主の権利を著しく制限する特殊な議決権構造を採用しているのだ。

記事を読む
「デュアルクラス」であればユニゾは狙われなかった|間違いだらけのコーポレートガバナンス(7)

「デュアルクラス」であればユニゾは狙われなかった|間違いだらけのコーポレートガバナンス(7)

​1株に多数の議決権を付与する​「デュアルクラス」は、アメリカ西海岸、シリコンバレー流の反逆精神、カウンターカルチャー精神の表れであり、オトナの経営者が眉を顰めるだけのキワモノなのだろうか。​実はこの制度を使えば敵対的買収も回避できるのだ。

記事を読む
 米国で花盛りの「デュアルクラス」について考える|間違いだらけのコーポレートガバナンス(6)

米国で花盛りの「デュアルクラス」について考える|間違いだらけのコーポレートガバナンス(6)

株主資本主義大国でありながら、イノベーション王国(起業家大国)でもある米国。注目すべき仕組みの一つが、「デュアルクラス」(複数議決権株式の活用)だ。これは、起業家(創業メンバー含む)に、1株に複数の議決権がついた株式を割り当てるものである。

記事を読む
株式会社は「成長とイノベーション」を生むか|間違いだらけのコーポレートガバナンス(5)

株式会社は「成長とイノベーション」を生むか|間違いだらけのコーポレートガバナンス(5)

「株式会社」は大航海時代の商業活動から誕生した。しかし、世間で言われる「株式会社がイノベーションを起こした」は間違いで、「イノベーションが株式会社を生んだ」のである。それではイノベーションを起こす「源泉」は何か?物語は大航海時代から始まる。

記事を読む
株式会社は成長とイノベーションを生むか-東インド会社からの示唆|間違いだらけのコーポレートガバナンス(4)

株式会社は成長とイノベーションを生むか-東インド会社からの示唆|間違いだらけのコーポレートガバナンス(4)

この連載コラムでは「間違いだらけのコーポレートガバナンス」と題して、「コーポレートガバナンスの万能性」について懐疑的な視点から考察している。今回はこの連載の核となる「コーポレートガバナンスと企業成長、イノベーション」について説明しよう。

記事を読む
経営資源の"最適配分"と成果の"最適分配"|間違いだらけのコーポレートガバナンス(3)

経営資源の"最適配分"と成果の"最適分配"|間違いだらけのコーポレートガバナンス(3)

株式会社は経済資源の最適配分と成果の最適分配を実現し得るのか?日本でも深刻化している貧困問題や行き過ぎた格差が社会を不安定にするものであるならば、解決策は「ポエム的」株式会社論ではなく、会社法及びそれに関連する法律の改正でなくてはならない。

記事を読む
経営者はなぜ不正をするのか|間違いだらけのコーポレートガバナンス(2)

経営者はなぜ不正をするのか|間違いだらけのコーポレートガバナンス(2)

今回のコラムは、「経営者の監視ができる仕組み」に関する現行のコーポレートガバナンス制度の有効性を前提としつつ、経営者の不正がなくならない原因について考えを述べてみたい。

記事を読む
間違いだらけのコーポレートガバナンス(企業統治)

間違いだらけのコーポレートガバナンス(企業統治)

コーポレートガバナンスに関する議論が盛んだ。しかし、結局のところ「すべての利害関係者にとって有益な企業となるよう、うまいことやりましょう。」という、差し障りのない結論しか聞こえない。 では、正しい議論をするための課題設定はどう設定すべきか。

記事を読む

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5