企業の合併や買収を意味する「M&A」には、多くの専門的な言葉が使われます。身近になりつつあるとはいっても、この難しい用語がM&Aの理解を阻む一因ともなっています。あなたは用語の意味が分かりますか?
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EBITDAとはEarnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortizationの略で、イービッタ、イービットディーエーなどと読みます。税引き前利益に、支払利息と減価償却費を加えた値で、営業利益に減価償却費を加えたものとほぼ同じ値になります。減価償却費や金利などの影響を抑えられるため、本業のもうける力を測る指標として用いられます。EBITDAに対して企業価値が何倍あるのかを計算し、企業を買収する際に何年で元が取れるかを判断する材料とします。一般的に倍率は4~8倍が妥当と言われています。
文:M&A Online編集部
これが、M&A(企業の合併・買収)とM&Aにまつわる身近な情報をM&Aの専門家だけでなく、広く一般の方々にも提供するメディア、M&A Onlineのメッセージです。私たちに大切なことは、M&Aに対する正しい知識と判断基準を持つことだと考えています。M&A Onlineは、広くM&Aの情報を収集・発信しながら、日本の産業がM&Aによって力強さを増していく姿を、読者の皆様と一緒にしっかりと見届けていきたいと考えています。