「TOB」って何の略?【M&A用語クイズ】

alt

企業の合併や買収を意味する「M&A」には、多くの専門的な言葉が使われます。身近になりつつあるとはいっても、この難しい用語がM&Aの理解を阻む一因ともなっています。あなたは用語の意味が分かりますか?

・・・・・・・・・・・・

TOBとは

Take Over Bidの略で、読み方はティーオービー。株式公開買い付けのことをいう。TOBは上場企業の買収手法の一つで、あらかじめ株式の買付価格、買付株数、買付期間などの条件を提示し、市場(取引所)外で不特定多数の株主から株式を買い集める。買付価格は株主が売却しやすいよう、TOB公表前の株価にプレミアム(上乗せ)を加えるのが一般的。3分の1を超えて上場企業(ほかに非上場の有価証券報告書作成会社を含む)の株式を買い付ける場合、TOBが義務付けられている。

通常の企業買収と異なり、MBO(経営陣による買収、Management Buyout)によって株式を非公開化する際にもTOBが利用される。また、買収対象企業の経営陣の賛同を得ずに一方的に行われるケースは敵対的TOBと呼ばれる。

関連記事はこちら
2022年はここまで「敵対的TOB」ゼロ、東洋建設株で投資ファンドと攻防戦も

文:M&A Online編集部

M&A Online編集部

M&Aをもっと身近に。

これが、M&A(企業の合併・買収)とM&Aにまつわる身近な情報をM&Aの専門家だけでなく、広く一般の方々にも提供するメディア、M&A Onlineのメッセージです。私たちに大切なことは、M&Aに対する正しい知識と判断基準を持つことだと考えています。M&A Onlineは、広くM&Aの情報を収集・発信しながら、日本の産業がM&Aによって力強さを増していく姿を、読者の皆様と一緒にしっかりと見届けていきたいと考えています。


NEXT STORY

コーポレートガバナンスを考える イーロン・マスクによるTwitter買収提案にみるM&Aの役割

コーポレートガバナンスを考える イーロン・マスクによるTwitter買収提案にみるM&Aの役割

2022/05/16

電気自動車大手のTeslaのCEOであるElon Musk(イーロン・マスク)氏がSNS大手のTwitterに買収提案を行い、Twitterがこれを受け入れたことが話題となっている。米国におけるM&Aの役割とは何なのか。