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9月のiPhone13は「待ち」、来春のSE3は「買い」か

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確実に変わるのはCPUのみ、ならば「SE3」で十分

「13」シリーズで確実に変更されるのはCPUで、最新の「A15」を搭載する。内部ストレージは最上位の「Pro」で現行の128GB・256GB・512GBから、256GB・512GB・1TBに倍増するようだ。細かいところでは内蔵Wi-Fiが従来の2.4GHz帯と5GHz帯に加えて、より高速な6GHz帯に対応した「Wi-Fi 6」に変更されるかもしれない。

結論としては「13」シリーズについては「待ち」だ。「14」で全面的な作り変えになるのは間違いなく、不要不急であれば「13」を購入する理由はないだろう。一方、「iPhone11」シリーズ以前の第5世代移動体通信(5G)非対応モデルのユーザーで、5G通信を利用したいのならば「買い」だ。ただ、カメラ機能は「11」シリーズ以降、大きな進歩もなく、買い替えの理由にはならない。

「11」のボディーを流用する「SE3 Plus」はツインカメラになる(同社ホームページより)

むしろ「買い」を推奨するのは、2022年春に発売予定とされる「iPhone SE3」だ。低価格機の「SE」では初めて「Sub6」(3.6GHz~6GHz)の5Gに対応し、CPUには「13」シリーズと同じ「A15」を搭載する。

「SE3」の税込価格は約5万5000円からと予想され、「13」シリーズの約9万円からよりも割安だ。さらに「11」のボディーを流用した大画面の「iPhone SE Plus」が投入されるとの予想もある。

「SE Plus」が「11」と同じボディーなら、カメラも広角と超広角のツインレンズになるだろう。「SE3」シリーズは、機能と価格のバランスでは「お買い得」モデルと言えそうだ。

文:M&A Online編集部

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