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【近畿日本鉄道】小さく生まれ“最長”に育った私鉄の雄(前編)

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けんさん

大河も源流はひと雫(大阪電気軌道=奈良軌道)から

近鉄・五位堂研修車庫で保存されている大阪電気軌道の車両(写真:ロクヨン / PIXTA)

近畿日本鉄道の源流は、大阪~奈良間の鉄道敷設を目的に設立された奈良軌道であった。この奈良軌道が1910年 10月15日に大阪電気軌道(大軌)と商号を変更し、1914年4月30日に運輸営業を開始した。資本金は300万円で、大阪の実業家に出資を仰いだ。ちなみに、奈良軌道設立時の社長は廣岡恵三(大同生命取締役)であった。

この創業期の大軌を他の在阪私鉄と比較すると、大変興味深い。大阪圏では、明治期の後半から近郊私鉄の設立が活発になった...

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