イタンジはなぜ「仲介手数料ゼロ」でも業界から嫌われないのか? イタンジ・伊藤嘉盛代表インタビュー(2:M&A前編)

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ノマドを運営するイタンジの代表の伊藤嘉盛氏

 一方のノマドというと、オペレーションが強く、システムが弱い。われわれと逆だったわけです。両方とも当時、月2~300万円の赤字を出しているという大きな問題を抱えていたので、その状況を変える必要性もあったのです。

 8月の事業買収後、そこから3カ月間でシステムを増強し、10月にはヘヤジンプライムのブランドをなくして「ノマド」ブランドに統一しました。そこから両社の売上げが1ずつだったとすると、それを合わせた数字の1.5倍、つまり3になりました。利益面でいえば、赤字200万円と赤字300万円の事業を統合した結果、黒字200万円を達成しました...

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