焼き鳥チェーンの鳥貴族ホールディングスが3年連続の当期赤字に陥る見通しとなった。同社が3月5日に行った2021年7月期第2四半期決算の発表の際に、これまで未定としていた通期の見通しを明らかにした。それによると2021年7月期の当期損益は8億6100万円の赤字で、前年度よりも1億円近く悪化する。
居酒屋「はなの舞」のチムニーが苦戦を強いられています。2021年3月期第2四半期の売上高は前期比71.3%減の61億2,500万円となりました。ワタミ、鳥貴族、串カツ田中の同期間売上は、前期比で30%台の減少に留まっています。その理由は?
コロナ禍で50億円を超す営業赤字(2021年3月期第2四半期時点)に陥っているワタミが、日替わりの弁当や総菜をデリバリーする「宅食事業」で攻勢をかけている。
伝染病が経済や社会構造を変革した歴史に残る2020年。あらゆる業種・業界が新たな生活様式に合わせる経営の大転換を迫られました。その中でも業績を大きく揺さぶられ、困難にさらされたのが外食業界です。2020年の外食M&Aから業界の未来が見えてきます。
居酒屋の「はなの舞」や「さかなや道場」を運営するチムニーは2020年6月23日に、2020年3月期の当期損益が28億1200万円の赤字に転落したと発表した。
新型コロナウイルスの終息が見え始め、一部繁華街にもにぎわいが少しずつ戻りました。緊急事態宣言を受けて大打撃を受けた居酒屋の営業時間が引き延ばされるなど、本格営業に向けた準備が進んでいます。しかし、売上がかつての水準まで戻る兆しはありません。
コロナにより飲食店の3月売上が前年比40~60%と大幅な減少が見込まれています。特に3、4月は送別会、歓迎会の宴会需要が多い月。居酒屋企業にとっては大打撃です。この危機を乗り越える切り札はやはり現金。上場居酒屋企業の現金保有率が高い企業は?
居酒屋チェーンを展開するワタミ<7522>は2月5日、新型コロナウイルスの影響は長期化が見込まれ、中国経済の先行きも不透明になっていることから、中国国内で展開している全7店舗の撤退を発表した。
10月1日外食大手ワタミの創業者・渡辺美樹氏がCEOに返り咲きました。復帰の祝砲を鳴らすように、テーマパーク「ワタミオーガニックランド」の建設計画を発表。当面の目標として売上高2000億を掲げたワタミは、その先に何を見るのでしょうか?
帝国データバンクによると2018年の人手不足倒産件数は前年比44%増の153件。2016年の72件と比較して2倍以上も増えました。サービス業は前年比52%増の41件となり、建設業に次いで2番目。定着率の悪い業種が苦難に追い込まれています。