「庄や」などを運営する大庄、「磯丸水産」などを運営するSFPホールディングス、「はなの舞」などを運営するチムニーの上場大手居酒屋チェーンがそろって営業黒字に転換する。
ラーメンのワイエスフードは、カレーのゴーゴーカレーと連携し、ラーメンとカレーの両方が味わえるコラボ店舗を出店する。居酒屋のチムニーは、ファンケル、キリンビールと連携して、青汁を用いたコラボの新メニューを投入する。
居酒屋企業の3月決算が出そろいました。まん延防止等重点措置が2022年3月に解除され、居酒屋店は通常通り営業できるようになりました。各企業の明暗はくっきりと分かれています。苦戦しているのがワタミ、チムニー、エー・ピーホールディングス。好調なのがヨシックスです。
酒販大手やまやは2023年3月期第1四半期の営業利益が前年同期間比87.7%増の4億800万円となりました。本業での稼ぎを表す営業利益は大幅な増益。一方、カクヤスグループは2023年3月期第1四半期に1億8,600万円の営業損失を計上しています。
東京都は10月25日以降、都の認証を受けた飲食店に対して時短要請を解除し、飲食店が酒類の提供時間や営業時間を元通りにできるよう検討を進めています。飲食店にとっては喜ばしいことですが、協力金や助成金を失って業績に影響が出るのも間違いありません。
やまやの2021年3月期・第3四半期の純損失が72億9300万円となりました。2013年に子会社化したチムニーののれん64億円を減損損失を計上したためです。買収した居酒屋事業ののれんの減損は、今後他の企業にも広がる可能性があります。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、居酒屋が苦境に追い込まれている。「庄や」「磯丸水産」「和民」「はなの舞」「水滸伝」などがいずれも赤字に陥る。東京商工リサーチの調査では2020年度に居酒屋の倒産件数が過去最多となった。
居酒屋「はなの舞」のチムニーが苦戦を強いられています。2021年3月期第2四半期の売上高は前期比71.3%減の61億2,500万円となりました。ワタミ、鳥貴族、串カツ田中の同期間売上は、前期比で30%台の減少に留まっています。その理由は?
新型コロナの影響下、希望(早期)退職者の募集が増え続けている。8月中に計画を発表した上場企業は武田薬品工業、ワールド、河西工業など8社に上り、月別では5月と並ぶ今年最多。1月からの累計では42社(延べ45社)と前年(36社)を大きく上回る。
新型コロナの逆風下、上場外食企業の間で希望退職者の募集が広がっている。居酒屋「はなの舞」などのチムニー、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」のフレンドリー、「いきなり!ステーキ」のペッパーフードサービスの3社を数える。