コーポレートガバナンスのニュース記事一覧

一神教と疫病とコーポレートファイナンス Ⅲ|間違いだらけのコーポレートガバナンス(14)

一神教と疫病とコーポレートファイナンス Ⅲ|間違いだらけのコーポレートガバナンス(14)

一神教と疫病とコーポレートファイナンスの関係を探る連載の3回目。今回は一神教であるユダヤ教の基本理念を解説する。ユダヤ教は「律法主義」「メシア信仰」「選民思想」を重視するが、その真意は意外にも現代の契約社会に通じる合理的で平等な概念だった。

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事業再編研究会、「事業再編実務指針案」を公表

事業再編研究会、「事業再編実務指針案」を公表

経済産業省の事業再編研究会は2020年5月22日、事業再編実務指針案にポストコロナの事業再編等の内容を追加するともに「今後の検討課題」を公表した。スピンオフ税制の拡充や自社株式対価M&Aに関する税制措置を創設するべきであると意見している。

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積水ハウスの地面師事件を考える

積水ハウスの地面師事件を考える

4月23日に積水ハウスが株主総会を開催し株主提案に注目が集まりました。きっかけは同社が地面師事件に巻き込まれ、55.5億円の損失を計上したことでした。不正な取引を防止するための内部統制がなかったわけではありませんが、機能しませんでした。

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一神教と疫病とコーポレートファイナンス Ⅱ|間違いだらけのコーポレートガバナンス(13)

一神教と疫病とコーポレートファイナンス Ⅱ|間違いだらけのコーポレートガバナンス(13)

コロナ禍に直面している今、水面下ではコロナ新薬の開発をめぐって激しい競争が繰り広げられている。これは、もちろん開発に成功した場合の利権を狙ってのことだ。まさに中世でも同じことが起こった。引き金は伝染病のペスト。ペストの大流行は経済を変えた。

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ヴァージニア会社の歴史に見る米国起業家精神の「もう一つの原点」|間違いだらけのコーポレートガバナンス(11)

ヴァージニア会社の歴史に見る米国起業家精神の「もう一つの原点」|間違いだらけのコーポレートガバナンス(11)

「金(ゴールド)」の発見という初期ビジネスモデル仮説が頓挫した中、トーマス・スマイスをはじめとするヴァージニア会社の投資家と経営者はどうしたのか。現代のスタートアップ用語でいうならば、どうハードピボット(事業転換)したのか。その行方を追う。

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ヴァージニア会社の歴史に見る米国起業家精神の「もう一つの原点」|間違いだらけのコーポレートガバナンス(10)

ヴァージニア会社の歴史に見る米国起業家精神の「もう一つの原点」|間違いだらけのコーポレートガバナンス(10)

米国経済の本質的根幹をなすのは起業家精神ではないか。少なくとも米国人は本音ではそう思っているのではないか。さもなくばデュアルクラスのような仕組みを制度として市場が許容することの説明がつかない。では、こうした起業家精神の源流は一体なんなのか。

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不祥事を起こした「かんぽ生命」のガバナンス体制について

不祥事を起こした「かんぽ生命」のガバナンス体制について

かんぽ生命が保険の不正募集問題で大きく揺れています。調査の結果分かった不適正募集は、社内ルール違反1608件、法令違反153件でした。この結果、社外取締役が過半数であってもガバナンス強化の役には立たない、という事例になってしまいました。

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「会社は誰のものか 事件から考えるコーポレート・ガバナンス」|編集部おすすめの1冊

「会社は誰のものか 事件から考えるコーポレート・ガバナンス」|編集部おすすめの1冊

コーポレート・ガバナンスの重要性が指摘されて久しいが、相変わらずガバナンス不全による企業不祥事が後を絶たない。本書ではオリンパスや東芝、日産、関西電力、SUBARUといった有名企業の不祥事を引き起こした「社内事情」について詳しく伝えている。

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吉本興業の闇営業問題とコーポレートガバナンス

吉本興業の闇営業問題とコーポレートガバナンス

闇営業問題で話題となった吉本興業は、2009年に上場廃止します。この際、吉本興業はスクイーズアウトと言われる手法を用いて少数株主を排除しました。しかし今や非上場企業であっても、ガバナンスやコンプライアンスに無関心ではいられません。

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M&A市場を席捲する敵対的TOB 高まる成功率

M&A市場を席捲する敵対的TOB 高まる成功率

伊藤忠商事によるデサントへの敵対的TOB成立は、新しい時代の幕開けかもしれない。かつて日本では乗っ取りのイメージが強かった敵対的TOBだが、コーポレートガバナンス・コードの浸透などで風向きが変わり、敵対的TOBの成功率も高まっている。

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