Snow Peak, Inc.
2024年2月のM&A件数(適時開示ベース)は前年同月比21件増の98件となり、過去10年で最多を記録。取引総額は1兆775億円と2か月連続で1兆円を超えた。上位にはMBO(経営陣による買収)が並び、金額未確定・非公表ながらドラッグストアが関わる大型案件も連続した。
米投資ファンドのベインキャピタルは、傘下の買収目的会社BCJ‐80(東京都千代田区)を介して、キャンプ用品を製造販売するスノーピーク<7816>をTOB(株式公開買い付け)で買収する。
キャンプ用品メーカーのスノーピークが、山や海、川、湖などで活動するアクティビティ体験サービスを提供している企業や、アウトドア用品のレンタルやリースなどを手がけている企業の買収に意欲を見せている。
MBO(経営陣による買収)が今年もハイペースを保っている。2月22日時点でTOB(株式公開買い付け)は12件(届け出ベース)を数えるが、その半数の6件がMBO案件。年間16件だった2023年を上回るペースで推移しており、過去最多を記録した2011年21件に並ぶ勢いだ。
キャンプ用品などのアウトドア事業を展開するスノーピークの業績に急ブレーキがかかった。需要の見通しを誤ったためで、売上高は20%ほど、営業利益は5分の1ほどに減少する。
上場企業でこのところ、イレギュラーな形での社長交代が相次いでいる。その理由は逮捕、不適切な経費使用、私事とさまざまだ。
アウトドアとペット、アウトドアと生原酒のコラボが6月後半にスタートする。キャンプ場でペットとともにゆったりした雰囲気の中で生原酒を楽しむのは、どんな気分であろうか。試したくなるのが、まさに自然と言えそうだ。
夏の野外活動シーズン入りを前に、さまざまなアウトドア商品の発表が相次いでいる。梅雨入り前の今からあれこれと購入商品を検討するのも楽しみの一つ。そこで、あるとより楽しみが増す魅惑の商品を集めてみた。
スノーピークがフィッシング事業に本格的に乗り出す。同社は1964年と1996年に2度フィッシング業界に参入したが、現在の取り扱いはごくわずか。キャンプとフィッシングを結びつける同社の戦略は成功するのか。3度目の挑戦に注目が集まる。
スノーピークが追い風に乗っている。2019年4月に高知県土佐清水市に6カ所目のキャンプ場を開設し、同年7月には初の米国子会社を設立。さらに2020年春には長野県白馬村に物販、キャンプ体験などが可能な商業施設を開業する。
アウトドア総合メーカーのスノーピークがデジタル化強化に乗り出した。キャンプなどのアウトドア活動と、デジタル化は結びつきにくい。スノーピークは何をしようとしているのか。