「M&Aアドバイザリー報酬は資産計上? 費用計上?」しっかり学ぶM&A 基礎講座(26)

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

ここで、「連結財務諸表にはそもそも子会社株式が登場しないのでは?」という疑問を抱く方がいるかもしれません。アドバイザリー報酬を株式の取得原価に含めようと含めまいと、連結貸借対照表にはそもそも株式が計上されていないではないかという疑問です。

連結財務諸表において、アドバイザリー報酬を株式の取得原価に含める場合と含めない場合とでは、どこに差が生じるのでしょうか。その答えは「のれん」にあります。のれんとは、子会社を買収する例でいうと、株式の取得対価が子会社の純資産を超える部分を指します...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5