「スルガ銀行」株を売却したブラックロックってどんな会社?
世界最大級の投資運用会社である米国のブラックロックが、日本の株式市場での売買社数を減らす傾向にある。同社が提出した大量保有報告書で分かった。
M&A Online
| 2018/9/14
2018.09.14
インベスコの日本法人は1990年設立のインベスコ・アセット・マネジメントだが、日本とのかかわりは1962年に英国の銀行であるサミュエル・モンタギューがロンドンから対日投資を開始した時点にまでさかのぼることができる。
1983年にサミュエル・モンタギューの資産運用会社であるモンタギュー・インベストメント・マネジメントが東京に事務所を開設。その後1986年にエムアイム・トウキョウを設立した。
1988年に英国のモンタギュー・インベストメント・マネジメントと米国のインベスコ・キャピタル・マネジメントが合併。そして1990年に日本初の外資系投信会社の一社としてエムアイム投信が発足した。
翌年の1991年にエムアイエム・トウキョウがインベスコ・エムアイエム投資顧問に、エムアイエム投信がインベスコ・エムアイム投信に社名を変更。
さらにいくつかの合併や社名変更などを経て、2014年に現在のインベスコ・アセット・マネジメントとなった。2018年6月時点での日本での従業員数は140人ほどで、同時点で3兆8000億円を超える運転資産残高がある。
投資の方針としては株式、債券などの伝統的な資産から、プライベート・エクイティ、不動産、バンクローンなどの非伝統的財産まで多岐にわたる資産が対象で、さまざまな運用手法を用いて戦略的な運用を行っているという。
文:M&A Online編集部
世界最大級の投資運用会社である米国のブラックロックが、日本の株式市場での売買社数を減らす傾向にある。同社が提出した大量保有報告書で分かった。