住友化学3000億円、NEC2000億円~M&A投資枠について考える
中期経営計画の発表などと併せてM&Aの投資枠を設ける企業が増えている。社内外に向けて「M&Aに積極的に取り組む企業」をアピールする狙いがあるとみられるが、効果はいかほどのものだろうか。
M&A Online
| 2017/2/19
2017.02.19
投資ファンドの3Gキャピタルが動き出したようです。
3Gキャピタルは2015年にバフェットと共にハインツとクラフトの合併を成功させて以来注目されるようになりました。
その3Gキャピタルが次なる買収のために資金を集めているようです。
ブラジルの投資ファンド3Gキャピタルは2015年にウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハザウェイと共に、ケチャップで有名なハインツと、チーズ加工食品などで大手だったクラフトの合併を進めました。両社の合併により世界第5位の巨大食品会社「クラフト・ハインツ」を誕生させました。
その3Gキャピタルが次なる獲物を狙っていると11月8日にロイターが伝えました。
ロイターによれば、ブラジルの投資ファンド3Gキャピタルは、次なるグローバル消費財企業の買収のために8億ドルから10億ドルの資金を調達する予定です。少なくともすでに10人の投資家が1億ドル程度を提供していると伝えました。
中期経営計画の発表などと併せてM&Aの投資枠を設ける企業が増えている。社内外に向けて「M&Aに積極的に取り組む企業」をアピールする狙いがあるとみられるが、効果はいかほどのものだろうか。
東京司法書士会より、不動産売買取引における書類の偽造による詐欺事件の発生が多数報告されている。当事者である売主になりすまし、買主より代金の交付を不正に受け利益を得ることを目的にしたものだ。