地面師とは、わが国の登記制度や印鑑証明制度の盲点を利用して、不動産の所有者になりすまし、
今から約70年前程前から存在し、
下記に地面師の手口と対策について記載させていただきます。
不動産の所有権移転の登記を申請する場合、権利証(登記識別情報)・実印・印鑑証明書・
又、権利証や印鑑証明書を盗まれるというケースもあり、この場合、本人か否かを判断できないと書類は本物のため、詐欺を防ぐのが非常に厳しくなると思われます。
実印に関し、
登記書類以外にも本人確認書類(運転免許証、パスポート等)
上記の他、弁護士がグルになり、実際は代理人ではないのに本人の代理人になりすますというようなケースもあります。
地面師に狙われやすい不動産として、
今回ご紹介したのはほんの一例であり、
実際に被害にあっているのは、不動産の素人もさることながら、不動産のプロも騙されるケースが少なくありません。
ご自身で今回ご紹介した例にあたる場合や、契約から決済まで極端に短い場合(例1週間を切る場合等)で所有者本人が契約・決済に出席しない場合や、登記簿を確認すると決済直前に所有者の住所が移転している場合(
もし、取引に不安や疑念がございましたら、取引関係にない司法書士や弁護士等の専門家に相談し、客観的なアドバイスを聞いて慎重に対応されることをお勧めいたし
文:司法書士法人・行政書士法人 星野合同事務所
メールマガジンVol.114 2016.11.30より転載
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