新型コロナウイルスの影響で業績が悪化していたアシックス、ミズノ、ヨネックスのスポーツ用品メーカー大手3社が揃って回復の兆しを見せている。東京オリンピック・パラリンピックに向け、うまく風に乗りたいところだが…。
新型コロナウイルスの影響で厳しい経営環境に晒されている旅行会社が業績回復に向けあの手この手の施策を打ち出している。旅行会社がこれまで培ってきたノウハウやアイデアが勝負の分かれ目となりそうだ。
帝国データバンクによると、2020年11月6日時点の新型コロナウイルス感染症関連倒産件数が累計で687件に達したことが分かった。9月末の600件から87件増加している。ところが一般倒産を含めた総倒産件数は逆に減少しているというのだ。なぜか。
ゼンショーホールディングス、吉野家ホールディングス、松屋フーズホールディングスの牛丼大手3社の収益力に差が現れてきた。黒字を確保するゼンショーと、赤字転落が避けられない吉野家、松屋との差はどこにあるのだろうか。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2021年3月期の業績予想を未定としていた、王将フードサービス、カッパ・クリエイト、木曽路の3社がそろって、厳しい内容の予想数値を公表した。
牛丼チェーン「松屋」などを展開する(株)松屋フーズホールディングスは11月4日、2021年3月期通期(連結)の決算見通しを、26億円の赤字になりそうだと発表した。当期利益の赤字転落は2007年3月期以来、14年ぶり。
2020年10月のM&A件数は前年同月比5件減の69件となり、3カ月連続で前年を下回った。1~10月の累計は前年を超えるペースを維持しているのの、コロナ禍の出口が見通せない中、停滞感が否めない。ホームセンターの島忠を巡る買収合戦も勃発した。
大塚家具は10月28日、大塚久美子社長が12月1日付けで代表取締役と取締役を辞任すると発表した。同社社長には三嶋恒夫会長が兼務する。
かまぼこ小田原御三家の(株)丸う田代が10月1日、破産申請を弁護士に一任した。負債総額は24億2446万円(2020年3月期末時点)。4月の緊急事態宣言以降、厳しい経営が続いていた。
HISは墓参りや墓掃除を代行する墓事業を立ち上げた。新型コロナウイルスの影響で帰国できない海外在住の日本人や、東京などに住み里帰りを自粛している人に代わって墓参りや墓掃除を行う。