施工不良問題に揺れるレオパレス21の株価が上昇している。きっかけは投資会社レノの「買い」だ。レノは旧村上ファンドの関連会社で、いわゆる「モノ言う株主(アクティビスト)」。レノが買い増す理由とは?
2019年5月の大量保有報告書の提出件数は840件で、前月に続きは保有割合の減らした件数が増加と新規の合計を13件上回わり、2カ月連続で売りが買いを上回った。
旧村上ファンド系企業のレノがレオパレス21の株式を連日で買い増し、保有比率が10.32%に達した。レノが同社株を新規取得したことは14日に判明したばかり。その時点の保有比率は6.24%で、一気呵成に買い進んでいることが浮き彫りになった。
施工不良問題で揺れるレパオレス21の株式について、旧村上ファンドの関係企業であるレノが6.24%を新規取得した。レオパレスは686億円の最終赤字に陥り、経営の先行きが危ぶまれる。「モノ言う株主」の登場は再建の道筋にも影響を与えそうだ。
3月の大量保有報告書の提出件数は1076件で、このうち株式の保有割合を増やしたのが328件、新規保有が217件、減少が464件となり、増加と新規の合計が、減少を81件上回った。
施工不良問題に揺れる賃貸アパート大手、レオパレス21の株式について、英投資ファンドのオデイ・アセット・マネジメントが買い増しから売却姿勢に転じた。オデイが28日、29日に連日提出した変更報告書で同社株を約5%放出したことが分かった。
レオパレス21株の売買で話題を集めたブラックロック・ジャパンが、今度はZOZO株式を新規に保有(保有割合は5.58%)した。3月6日に提出した大量保有報告書で分かった。
施工不良問題に揺れる賃貸アパート大手、レオパレス21の株式について、英投資ファンドのオデイが1.1%を買い増し、保有割合を12.14%に高めたことが1日分かった。一貫して買い増しを進めるオデイ。その投資スタンスに注目が集まる。
施工不良問題による経営の先行き不安を受け、レオパレス21<8848>株についての大量保有報告書(5%ルール)の提出が相次いでいる。野村證券は22日、共同保有者を含めて保有割合が5.46%になったとする報告書を提出した。
レオパレス21の施工不良問題を受け、同社株式をめぐる大量保有報告書の動きに注目が集まっている。21日、米系ファンドのブラックロックがレオパレス株を一部放出したことが判明。一方で、英投資ファンドのオデイは2月以降さらに買い増す動きに出ている。