好業績を背景に、エイチ・アイ・エス(HIS)が企業買収を再開する日が近づいてきたようだ。既存事業の補完となる事業や、将来性のある新しい時代の事業でM&Aを検討しているという。
上場企業による海外M&Aが過去最多のペースで推移している。2024年上期(1~6月)の件数は118件(適時開示ベース)と前年を24件、率にして25.5%上回った。このまま増勢を維持すれば、2年連続で最多を更新する見通しだ。
上場企業の海外M&Aが好調に推移中だ。2024年第1四半期の件数は60件(適時開示ベース)で、前年を6件上回った。前年の海外M&Aはアフターコロナの到来を追い風に年間216件と7年ぶりに200件台に乗せたが、今年も増勢を保っている。
上場企業の海外M&Aが2023年、急回復を遂げた。年間件数(適時開示ベース)は216件と前年比60件の大幅増となり、2016年(207件)以来7年ぶりに200件台に乗せた。
旅行最大手JTBの2期連続の黒字確保にめどが立った。一方、エイチ・アイ・エスは営業赤字が続いており、通期の業績予想は未定のまま。主力の旅行事業の回復力の差が、両社の業績を分ける要因となっているようだ。
ビックカメラは2024年8月期に3期ぶりの営業増益となる。ヤマダホールディングスも2024年3月期に3期ぶりに営業増益となる。要因の一つに企業買収によって携帯電話販売事業や環境事業が順調に推移することがある。
ワタミが海外の外食事業を強化しています。7月17日に香港の子会社Watami China Co. Ltd.が海鮮丼店「つじ半」の1号店を東涌にオープン。7月4日には韓国ソウル市に「居酒屋 和民」の再出店となる1号店をオープンしていました。
日本企業がかかわる海外M&Aが回復を遂げている。2023年上期(1~6月)の海外M&Aは前年を3割上回る94件で、コロナ前の2019年(上期、89件)を超えた。日本企業が買い手となるアウトバウント取引が復調が目立つ。一方、外国企業が買い手(日本企業が売り手)に回るインバウンド取引はコロナ禍以降、高止まり傾向が続いている。
パイロットコーポレーションと三菱鉛筆の大手筆記具メーカーがそろって3期連続の増収増益を見込んでいる。両社が策定した中期経営計画ではM&Aや資本提携などに取り組む姿勢を見せており、M&Aが両社の業績の行方を分けることになるかも知れない。
日本スキー場開発の業績が急回復しています。2023年3月3日に通期業績予想の上方修正を発表。売上高を従来予想の6.6%増の65億円に引き上げました。売上高は過去最高だった2019年7月期の66億2,800万円に迫るもの。コロナ禍を乗り越えました。