1週間(8月16日~20日)のM&Aニュースを動画にまとめました。
米国では2020年に実施されたIPO全体の5割強がSPAC(Special Purpose Acquisition Company)の上場であり、日本でも実現を望む声が多数聞かれていたところです。
政府は4月23日、2021年版の中小企業白書・小規模企業白書を閣議決定した。新型コロナウイルスの影響で一定程度の業績を上げながら休廃業・解散に至る企業も多く、M&Aや事業承継を通じた経営資源の有効活用を促す取り組みが必要だと提言をまとめた。
コロナ・ショック後の企業価値をどう向上していくかというテーマの下、フリーキャッシュフローの創出や投資の判断、株主への還元、資金調達などについて、具体的な事例を紹介しつつ分かりやすく解説している。
中小企業庁は、2021年1月27日に「産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律案の概要」を公表しました。M&A実務では、中小企業による経営資源の集約化の促進を目指した中小企業等経営強化法及び経営承継円滑化法の改正案が注目に値します。
防衛大学校を卒業後、巨大ディスコ「ジュリアナ東京」や「ヴェルファーレ」を成功させ、介護会社コムスンを含む総合人材サービスのグッドウィル・グループを設立し、年商7700億円の巨大企業に育て上げた著者の「自伝」兼「経営論」兼「教育論」である。
中小企業庁は1月27日、中小企業政策審議会基本問題小委員会の「制度設計ワーキンググループ」が取りまとめた中間報告書を公表し、新型コロナ収束後を見据えた日本経済の成長戦略として、中小企業の成長・規模拡大に効果的なM&Aの促進策などを提言した。
リフィニティブによると、2020年の日本関連M&A公表案件は24.4兆円と、前年から5.3%増加し、1980年の集計開始以来歴代2位の規模となった。また、全体の案件数は4289件に達し、初の4000件突破となった。
2020年のM&A件数は849件と前年を4件下回った。前年比マイナスは7年ぶりだが、過去10年で最多だった19年とほぼ同水準で、新型コロナの逆風下ながら大健闘した形だ。国境をまたぐ海外案件が大幅に減ったが、国内案件がカバーした。
「海外企業の買収は難しい」と言われるが、ASEANの企業経営者のメンタリティーは意外にも日本人そっくり。しかも日本同様に後継者問題に悩んでいる中小企業も少なくない。日本企業にとって「買い」。ASEAN企業とのクロスボーダーM&Aの指南書だ。