日本製鉄による米USスチールの買収が、ようやく実現した。しかし、多額の追加投資を約束させられた上に、経営権に口出しができる黄金株を米国政府に握られるなど、不安材料も多い。果たしてこの買収は、日鉄にとって大きな飛躍につながるのか?それとも…。
国内最大手の塗料メーカー日本ペイントホールディングスは、2020年にシンガポールのウットラムの子会社となる決断を下す。国内需要が縮小する中で、自ら買われる形を選び、グローバル市場に打って出た大胆さが業界を驚かせた。今後の世界展開はどうなる?
「少額短期保険」が2006年に誕生し、今年で20年目。ニッチな分野を中心に独自商品が数多く開発されてきた。その担い手である少額短期保険会社は年々増え、現在123社。成長業界をめぐってはM&Aがつきものだが、実際はどうなのか?
ソフトバンクグループが3月20日、米ファブレス半導体企業のアンペア・コンピューティングを約1兆円で買収すると発表した。ソフトバンクは同業の英アームを買収しており、半導体開発企業を囲い込んでいる。今回買収するアンペアとは一体どんな会社なのか?
日産自動車が揺れている。ホンダとの経営統合を断念し、鴻海による買収や米テスラとの協業など真偽が定かでないものを含め情報が錯綜している。内田社長の退任が決まるなど混迷が一層深まってきた。M&Aを含む日産の再建はどうなるのか?今後の行方を探る。
トランプ米大統領と石破首相の日米首脳会談で、日本製鉄による米USスチールの買収が再び動き出した。バイデン前大統領によって「中止」が命じられたが、トランプ大統領が方向転換した。ただし日鉄にとって朗報とは言い切れない状況だ。今後はどうなるのか?
日本生命保険が海外事業で巻き返しの姿勢を鮮明にしている。昨年12月、約1兆2000億円を投じて米系生保の買収を発表した。生保市場が縮小に向かう国内にあっては介護などの非生保事業の拡大にアクセルを踏み込んでいるが、その手立てはやはりM&Aだ。
外食大手のサンマルクホールディングス(HD)が反転攻勢を強めつつある。コロナ禍による業績の急降下を受け、戦線縮小を余儀なくされてきたが、一連の構造改革が一段落。成長軌道への復帰に向け、同社として過去最大のM&Aに踏み切った。
製粉大手のニップンが10年ぶりに企業買収に踏み切る。傘下に収めるのは冷凍食品製造の畑中食品(鹿児島県出水市)で、約60億円を投じる。複雑化する国際情勢を受けた原材料高などに食材メーカー各社が頭を悩ませる中で、どういう成長戦略を描いているのか。
セブン&アイ・ホールディングスに対するカナダのコンビニ大手の買収提案で改めてクローズアップされたのが外資規制。国の安全保障にかかわる業種の企業に外国企業が投資する際、国への事前届け出が必要となる。では、渦中のセブン&アイは該当するのか。