紀州鉄道は和歌山県御坊市のJR御坊駅から西御坊駅まで、運行距離2.7キロの日本で最も短い路線の1つ。だが、実態は「ホテル・リゾート開発」という不動産業としての顔を持つ。そして、その紀州鉄道は鶴屋グループという不動産会社の傘下に入っている。
2013年にインドで設立され、世界第6位のホテルチェーンに上り詰めたOYOが、ソフトバンクとビジョン・ファンドとで合弁会社を設立し、日本でのホテル事業を開始します。AIを駆使して集客するOYOは、従来のホテルチェーンとは明らかに違います。
高級ブランドホテルの開発を進める森トラスト・ホテルリートは、2020年に京都JWマリオット、東京エディション、ヒルトン沖縄瀬底リゾートなど、大型ホテルを続々と開業する予定です。気になるのは、会社の資金繰りについて。決算書から内情を探ります。
西武ホールディングス傘下のプリンスホテルは、英国の高級ホテル「ジ・アーチ ロンドン」を買収しました。プリンスの新ブランドとなる「アカトキ」の第1号店として再オープンする予定です。再開業費用を含めた取得金額が87億円。その狙いはどこに?
IHGのラグジュアリーブティックホテル「キンプトン」が日本に初上陸します!場所はパークハイアットの隣、西新宿3丁目。カジュアルでお洒落なホテル登場でこのエリアに注目が集まりそう。運営は結婚式場運営のツカダ・グローバルホールディングです。
テイクアンドギヴ・ニーズの業績回復が鮮明になってきました。要因は大きく二つ。一つはホテル事業への参入。脱結婚式場化で売上高が稼げる体制が整いました。もう一つがドレス会社買収などによる婚礼商品の内製化。この二つが復活の狼煙にとなりそうです。
星野リゾートは、ホテル「the b(ザ・ビー)」を国内で15軒運営するイシン・ホテルズ・グループの株式を50%取得しました。星野リゾートの物件に投資をする星野リゾート・リート投資法人は、ビーを4物件所有しています。そこが一番のポイントになりそうです。
このところ大規模なM&Aから遠ざかっている良品計画。しかし、新たにホテルや生鮮食品といった新たな分野への進出も始まり、生活雑貨・衣料品の小売りで成長してきた良品計画が迅速に新事業を展開するにはM&Aが必要だ。はたして良品計画は動き出すのか?
リオオリンピック・パラリンピックが終わり4年後の東京オリンピックが話題となっている。また、富士山や京都、日本食などが注目を集め、外国人観光客が増加している。このインバウンドの影響でホテル・旅館業界がにぎわいも見せている。最新のニュースと共にホテル・旅館業界のM&A最新事情をご紹介する。