堀木 三紀

堀木 三紀 (ほりき・みき) 映画ライター/日本映画ペンクラブ会員

映画ライター/日本映画ペンクラブ会員

映画ライター/日本映画ペンクラブ会員

映画の楽しみ方はひとそれぞれ。ハートフルな作品で疲れた心を癒したい人がいれば、勧善懲悪モノでスカッと爽やかな気持ちになりたい人もいる。その人にあった作品を届けたい。日々、試写室に通い、ジャンルを問わず2~3本鑑賞している。(2015年は417本、2016年は429本、2017年は504本、2018年は542本の映画作品を鑑賞)

最新の記事

「盗油」の暗闘を描いた韓国映画『パイプライン』が公開

「盗油」の暗闘を描いた韓国映画『パイプライン』が公開

送油管(パイプライン)に穴を開けて石油を盗み転売する特殊犯罪「盗油」を韓国映画で初めて正面から取り上げ、話題を集めたアクション・エンターテインメント映画『パイプライン』が、2月4日からシネマート新宿ほか全国で公開される。

記事を読む
『ブラックボックス:音声分析捜査』ヤン・ゴズラン監督インタビュー

『ブラックボックス:音声分析捜査』ヤン・ゴズラン監督インタビュー

フランスで観客動員数100万人を突破した映画『ブラックボックス:音声分析捜査』は、音声分析官が航空事故の戦慄の真相を暴いた作品です。2022年1月21日より全国公開となります。

記事を読む
『シルクロード.com―史上最大の闇サイト―』監督インタビュー

『シルクロード.com―史上最大の闇サイト―』監督インタビュー

検索エンジンではヒットしないダークウェブとビットコインという二つの暗号化技術を用いた闇サイト「シルクロード」。立ち上げた若き天才をパソコンも使えないアナログ捜査官が追い詰めた実話が映画化されました。

記事を読む
Gucci(グッチ)創業者一族の内紛を映画化『ハウス・オブ・グッチ』

Gucci(グッチ)創業者一族の内紛を映画化『ハウス・オブ・グッチ』

GUCCI(グッチ)創業者一族の確執とその中で起きた創業者の孫にあたる3代目マウリツィオ・グッチ社長殺害事件を描いた『ハウス・オブ・グッチ』が2022年1月14日(金)に公開される。

記事を読む
隠蔽された環境汚染をめぐり独力で闘った弁護士の軌跡『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』

隠蔽された環境汚染をめぐり独力で闘った弁護士の軌跡『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』

米国のウェストバージニア州で起きた環境汚染をめぐり、一人の弁護士が十数年にもわたって巨大企業に闘いを挑んだ実話を映画化した『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』が12月17日から全国で公開されます。

記事を読む
丹念な取材で美術界の闇を暴くノンフィクション映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』

丹念な取材で美術界の闇を暴くノンフィクション映画『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』

美術界に潜む闇と巨額の取り引きの実態を暴いた『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』が26日より全国公開となる。13万円で落札した絵が史上最高額の510億円に化けるまでの過程は、まさに美術品を使った錬金術。まるでミステリー小説のような展開だ。

記事を読む
米ドーナツ店経営でカンボジア系が多い理由『ドーナツキング』監督インタビュー

米ドーナツ店経営でカンボジア系が多い理由『ドーナツキング』監督インタビュー

アメリカには2万5000店以上のドーナツ店があり、そのうちの約5000店舗がカリフォルニア州にある。さらにその90%以上はカンボジア系アメリカ人が営んでいるという。をきっかけに映画『ドーナツキング』を撮ったアリス・グー監督にお話をうかがった。

記事を読む
父が遺した火鍋店で紡ぐ三姉妹の物語『花椒の味』

父が遺した火鍋店で紡ぐ三姉妹の物語『花椒の味』

香港の人気歌手・俳優のサミー・チェン(鄭秀文)主演の『花椒の味』が日本公開となる。異母三姉妹の癒しと成長の物語の中で、重要なきっかけとなるのが亡き父が遺した火鍋店の承継問題だった。秘伝の味の再現に奮闘する三姉妹だったが…

記事を読む
「9.11」をめぐる歴史の闇を暴いた『モーリタニアン 黒塗りの記録』

「9.11」をめぐる歴史の闇を暴いた『モーリタニアン 黒塗りの記録』

米同時多発テロ事件をめぐる歴史の闇を暴いた『モーリタニアン 黒塗りの記録』が公開される。映画化を強く望んだのが、英人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ。自身の製作会社でプロデュースに専念するはずが、出来上がった脚本に感銘を受け、自らも出演して完成させたという話題作です。

記事を読む
10年にわたる潜入調査で北朝鮮の闇を暴いた『THE MOLE(ザ・モール)』

10年にわたる潜入調査で北朝鮮の闇を暴いた『THE MOLE(ザ・モール)』

ごく平凡なデンマークの元料理人が北朝鮮の闇取引のネットワークに潜り込み、武器取引の実態を暴いたドキュメンタリー映画『THE MOLE(ザ・モール)』が10月15日に公開される。

記事を読む
『クーリエ:最高機密の運び屋』ドミニク・クック監督インタビュー

『クーリエ:最高機密の運び屋』ドミニク・クック監督インタビュー

『クーリエ:最高機密の運び屋』はキューバ危機の舞台裏で繰り広げられた知られざる実話を基に、核戦争回避のために命を懸けた男たちの葛藤と決断を描いた作品です。今回はドミニク監督にキャスティングや作品当時の国際情勢などインタビューしました。

記事を読む
韓国で大ヒット!災害クライシス映画『白頭山大噴火』が公開に

韓国で大ヒット!災害クライシス映画『白頭山大噴火』が公開に

韓国で観客動員数820万人超えの大ヒットを記録した災害クライシス映画『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』が全国公開される。イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクの豪華競演。迫真のパニックシーンと息もつかせぬ展開で128分を一気に見せる。

記事を読む
不祥事に隠された買収劇に女性社員が結束して挑む『サムジンカンパニー1995』

不祥事に隠された買収劇に女性社員が結束して挑む『サムジンカンパニー1995』

単調な業務に甘んじていた女性社員たちが、ふとしたことから自社の不正を見つけ、調査を進めるうちに自社が買収のターゲットになっている事実を突き止める。自分は何を求めて働くのか、会社は誰のものかを自問しながら、会社を食い物にする黒幕と対決する…

記事を読む
実話をもとに制作【イ・ジョンピル監督インタビュー】『サムジンカンパニー1995』

実話をもとに制作【イ・ジョンピル監督インタビュー】『サムジンカンパニー1995』

1990年のソウルを舞台に、女性社員が結束して会社の不正に立ち向かう姿を描いた話題作『サムジンカンパニー1995』が7月9日から全国で公開される。女性社員たちがあの手この手で大企業と渡り合う様子はドラマ『ショムニ』(フジテレビ)を想起させる

記事を読む
【話題作】北朝鮮強制収容所を3Dアニメで表現『トゥルーノース』の監督インタビュー

【話題作】北朝鮮強制収容所を3Dアニメで表現『トゥルーノース』の監督インタビュー

3Dアニメ作品『トゥルーノース』の舞台は、北朝鮮強制収容所。主人公は地獄のようなところにいながらも、最終的には自分の生きる目的を見つけ、一生懸命に進んでいく。メジャー国際映画祭で絶賛された話題作を多くの人に観てほしい。

記事を読む
希少本ビジネスの世界はアメリカ社会そのもの『ブックセラーズ』D.W.ヤング監督が語る

希少本ビジネスの世界はアメリカ社会そのもの『ブックセラーズ』D.W.ヤング監督が語る

本を探し、本を売り、本を愛するブックセラーにスポットをあてたドキュメンタリー作品『ブックセラーズ』が4月23日より公開される。M&A OnlineではD.W.ヤング監督にオンライン取材を行い、NYにおける希少本ビジネスの今後などを聞いた。

記事を読む
レンブラント作品をめぐる2つの騒動『レンブラントは誰の手に』

レンブラント作品をめぐる2つの騒動『レンブラントは誰の手に』

芸術作品は興味を持つ人がいれば価値が上がる。それが実績のある人なら、その傾向はさらに顕著となる。『レンブラントは誰の手に』は、巨匠レンブラントの絵画をめぐる2つの騒動を中心に、人々の悲喜こもごもをつづったドキュメンタリー映画だ。

記事を読む
観る者の心に切なさと温かな余韻をもたらす『ホテルローヤル』

観る者の心に切なさと温かな余韻をもたらす『ホテルローヤル』

北海道・釧路湿原のラブホテルを舞台に、ホテルの盛衰と経営者一家や従業員、訪れた客たちの悲喜こもごもの人生を描く。累計発行部数100万部のベストセラー小説『ホテルローヤル』が映画化された。

記事を読む
【映画批評】ムヒカ大統領が政界引退 いま日本人に伝えたいこと

【映画批評】ムヒカ大統領が政界引退 いま日本人に伝えたいこと

南米ウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカ氏​が政界引退を表明した。奇しくもムヒカ氏の人生観や世界観を伝えるべく日本のTVプロデューサーが製作したドキュメンタリー映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ​』​が公開中だ。

記事を読む
口コミで話題 音で映画の歴史を振り返る『ようこそ映画音響の世界へ』

口コミで話題 音で映画の歴史を振り返る『ようこそ映画音響の世界へ』

音が映画にもたらす効果と重要性に迫っていく映画『ようこそ映画音響の世界へ』が公開され、映画ファンの間で話題になっている。配給会社にも観客にも理解されていなかった音の重要性。それを一変させたのが『スター・ウォーズ』である。

記事を読む
ライセンスビジネスを世界で初めて展開した「ピエール・カルダン」

ライセンスビジネスを世界で初めて展開した「ピエール・カルダン」

ファッションデザイナー・ピエール・カルダンの活動は、単なるファッションデザイナーにとどまらない。ライセンスビジネスやソ連や中国への進出、そして2件の企業買収・・・有能な経営者としての一面も持つ。劇場公開は10月2日から

記事を読む
アッコちゃんが企業買収を阻止?『映画 ひみつのアッコちゃん』

アッコちゃんが企業買収を阻止?『映画 ひみつのアッコちゃん』

人気アニメ「ひみつのアッコちゃん」の実写版(映画)は、大人に変身したアッコちゃんが企業買収に巻き込まれる設定になっている。10歳のアッコちゃんにわかるようにビジネス用語を解説するなど子どもでも楽しめる作品となっている。

記事を読む
市議会議員の不正をローカル局が調査報道で暴く『はりぼて』

市議会議員の不正をローカル局が調査報道で暴く『はりぼて』

8月16日から公開中の映画『はりぼて』は、富山市議会の腐敗と議員たちの開き直りともいえる顛末を追った政治ドキュメンタリーである。 ローカル局「チューリップテレビ」の報道記者である五百旗幸雄、砂沢智史の両氏が監督を務めた。

記事を読む
国家の犯罪とそれを暴くジャーナリストの突破力『赤い闇 スタ―リンの冷たい大地で』

国家の犯罪とそれを暴くジャーナリストの突破力『赤い闇 スタ―リンの冷たい大地で』

世界恐慌下で隠蔽されたソ連の悲惨な実態を暴き出した実在した英国人記者の闘いを描く『赤い闇 スタ―リンの冷たい大地で』が8月14日全国公開となる。情報統制によって国家は都合の悪い事実を隠蔽する…

記事を読む
事故か陰謀か『誰がハマーショルドを殺したか』

事故か陰謀か『誰がハマーショルドを殺したか』

今から約60年前、国連チャーター機が墜落し、搭乗していた第2代国連事務総長のダグ・ハマーショルドが事故死を遂げる。映画『誰がハマーショルドを殺したか』は、鬼才マッツ・ブリュガー監督がハマーショルドの死の謎に迫ったドキュメンタリー作品である。

記事を読む

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5