トップ > インタビュー・事例 > インタビュー >日本のM&A。その潮流を問う-早稲田大学・宮島英昭教授インタビュー(後編)

日本のM&A。その潮流を問う-早稲田大学・宮島英昭教授インタビュー(後編)

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
早稲田大学商学学術院教授 早稲田大学高等研究所 所長 宮島英昭氏

「青天のへきれき感」はなくなった。今後は?

――M&Aに対して市場評価の変化はありますか。

 TOBなどが行われると被買収企業は基本的に企業価値が向上すると評価されますが、それを測定するために使用するのが、累積異常収益率(CAR:Cumulative Abnormal Return)という指標です。
 日本では03年頃まで、CARはあまり高くありませんでした...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5