準大手ゼネコンの前田建設工業を中核とするインフロニア・ホールディングス(HD)は近年、建設業界で最も注目される存在だ。
「脱請負」を掲げ、建築・土木の施工だけでなく、道路や上下水道などの社会インフラの企画・投資から維持管理・運営までを担う「総合インフラサービス企業」に変身を目指している。その手立てが積極的なM&A。今や業界再編の台風の目ともなっている。
インフロニアは4月半ば、水処理プラント大手の水ing(東京都港区)を912億円で買収すると発表した。荏原、日揮ホールディングス、三菱商事の3社が3分の1ずつ保有する株式のすべてを7月1日付で取得する...