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M&A用語の歴史 その1 1980年代アメリカのM&A

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 このため、90年代に入って株式交換制度という、財務を傷めないで済む手法が制度として本格的に導入されると、LBOは買収手法の主役の座を降りてしまうことになる。

 買収手法は変わっても、アメリカでは企業買収・企業統合は引きも切らずメディアを賑わせ続け、30年経たいま、日本もアメリカの後を追うように企業買収が行われている。

【M&A用語解説】

LBO(Leveraged Buyout;レバレッジド・バイアウト)

企業買収の際に、買収対象企業の資産を担保として、金融機関融資を受けるなどして買収資金を捻出する買収手法。
一般的にリスクが高い買収手法であるため、高金利であることが多い。レバレッジとはテコの意で、手元に資金がなくても大きな買収が可能となることからこの名前がついた。

TOB(Takeover Bid;株式公開買い付け)

大量の株式を短期間に取得するために、新聞公告などを行い、株式市場外で対象企業の株主から直接株式の買い付けを行うこと。
株式の買い集めについて対象企業の経営陣の了承を得ているかどうかにより、友好的TOBと敵対的TOBに分かれる。テンダー・オファー(Tender offer)ともいう。

(次回に続く)

文:株式会社ストライク 鈴木伸雄/編:M&A Online編集部

M&A用語の歴史 その2 アメリカの企業買収の実例を読む
M&A用語の歴史 その3 ライブドア/ニッポン放送の買収合戦を読む

鈴木 伸雄 (すずき・のぶお)

株式会社ストライク 取締役副社長
1948年新潟県生まれ。
協和銀行(現りそな銀行)入行。シカゴ支店勤務時代にボルグワーナー、オーエンズイリノイ等、数多くの買収案件に携わる。
その後、協和フィナンシャルフューチャズ(シンガポール)社長、あさひ銀行シカゴ支店長、あさひ銀事業投資(現りそなキャピタル)取締役等を経て、2003年より現職。


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