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東宝<9602>、コマ・スタジアム<9642>をTOBで子会社化

2008/07/22

東宝は、「新宿コマ劇場」を運営するコマ・スタジアムをTOB(株式公開買い付け)により完全子会社化することを決議した。現在の株式所有比率は9.47%。コマ・スタジアムは今回のTOBに賛同の意見を表明している。

コマ・スタジアムは、演劇公演における観客ニーズの多様化などを背景に、観客動員減少が続き、業績不振に陥っていた。2005年3月には「梅田コマ劇場」を売却し、大阪地区の劇場経営から撤退している。東京都の「新宿コマ劇場」で動員数回復を目指したものの、2008年3月期決算で2期連続の大幅な営業赤字を計上。「新宿コマ劇場」は閉館し、建物の敷地を所有する東宝と協同して跡地の再開発に取り組むことにした。東宝も、都内の主要繁華街では希少な大型物件である同地の早期再開発による有効活用とコマ・スタジアムとの関係強化が必要と判断した。

TOBの買付価格は1株あたり7400円。2008年7月18日の終値1545円に対して約379%のプレミアムを加えた。

TOBの買付予定数は105万1348株で、買付予定額は77億7000万円。

公開買付期間は2008年7月23日から8月25日を予定している。

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