NEXT STORY
ダイヤモンドダイニングがゼットンを買収!売り上げ規模は300億→400億へ
外食大手のダイヤモンドダイニングがゼットンをTOBへ。買収メリットはどこにあるのか考えてみたいと思います。
マーケティングにとって販売チャンネルの拡大は非常に重要です。飲食店展開が主軸のトリドールにとって、通信販売のノウハウを手に入れたのは大きいでしょう。倉庫を始めとした物流網も抑えることもできました。家の外に出る顧客が少なくなるという、これからの高齢化社会を見据えた戦略とも捉えられます(3通信販売チャンネルの確保)。
SONOKOは2009年から中国に進出しています。丸亀製麺は中国戦略を進めていますので、SONOKOの現地法人が店舗展開に向けた情報収集、人材確保、現地のPRに繋がるものと考えられます(中国進出)。
トリドールは3025年度に売上高5000億円に引き上げる計画を立ち上げています。ちなみに2016年3月期は955億8700万円。確実に成長しているものの、このスピード感で5000億円企業に成長させるには、M&A戦略が不可欠。
今回の買収を足がかりに、多角的企業として世界戦略を進める今後が楽しみですね。
トリドール が5月12日午前(10:45)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期の連結税引き前利益は前の期比2.2倍の81.1億円に急拡大し、従来予想の60.9億円を上回って着地。17年3月期も前期比5.7%増の85.8億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
本記事は、「ブログ ビールを飲む理由」より転載しております
しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。
外食大手のダイヤモンドダイニングがゼットンをTOBへ。買収メリットはどこにあるのか考えてみたいと思います。