富士フイルムホールディングスはヘルスケア分野でほぼ1年ぶりの大型M&Aを繰り出した。バイオ医薬品関連の米国企業など2社を約850億円で買収すると発表。昨年4月に和光純薬工業を約1500億円で子会社化したが、この10年というもの、M&Aラッシュの様相だ。
2017年のヘルスケア・医療分野での主なM&A は20に迫る件数となった。
エス・エム・エスは2003年に設立されたヘルスケア関連企業だ。医療、看護、介護分野の情報サイトや人材サービスを展開し、高齢者の増加を追い風に12期連続で増収増益を達成した。さらなる成長に向けて海外M&Aも積極化している。
ジョンソン・エンド・ジョンソンがスイスの製薬会社アクテリオンを買収することが正式に決まりました。買収額は300億ドル(3.4兆円)。今回の買収に至るまでサノフィが買収合戦に加わるなど波乱に満ちあふれていました。
フィットネスクラブ「RIZAP(ライザップ)」で知られるライザップグループが、カジュアルウェア販売チェーンのジーンズメイトをTOBにより子会社化することになった。これまでにもアパレル系企業を子会社化してきた同社。M&Aによる新規事業開拓の一つに、アパレル事業を選んだライザップの狙いとは?
マンツーマンのトレーニングジム「RIZAP」(ライザップ)を運営するRIZAPグループ。もともとは健康食品の通信販売会社でしたが、「結果にコミットする」というCMで一躍有名になり、RIZAP事業が急成長。稼いだ資金でM&Aも積極化しています。
時価総額1,000億円を超え、海外店舗も増加させ業績絶好調の健康コーポレーション。今後は、シニア層へのアピール(介護予防に関する取り組み、ヘルスケアの強化など)を重視していくという。今日までのM&Aをたどる。