M&A仲介会社執行役員によるM&A経済再生論。第1章で低迷する日本経済の立て直しにM&Aが必要と説き、第2章では日本が1970年代からスタートアップ大国であったことを指摘。第3章では本業の情報力を駆使して業界ごとのM&A動向を解説する。
M&AとPMIを用いた中小企業の治療法や再建手法をまとめた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、業績悪化に直面する企業が相次いでいる今、多くの企業の参考になりそうだ。
アクティビストの登場、M&A、取締役間の内紛、不祥事発覚…。こうした「特殊状況下」における取締役会・株主総会の運営ではどういった実務対応が求められるのか。大江橋法律事務所の4人の弁護士が執筆した。
2006年6月に歴史的合意に達したミッタル・スチールとアルセロールの経営統合の舞台裏を明かすドキュメンタリーだ。両社の合併により誕生したアルセロール・ミッタルは、粗鋼生産量9642万トンと世界最大の鉄鋼メーカーとなった。その舞台裏はいかに。
数あるM&A専門書の中から、新刊を中心にM&A編集部がおすすめの1冊をピックアップ。今回は『M&A 買収者の見解、経営者の異論』。投資本に強いパンローリング社の翻訳書だ。投資家だけでなく、M&Aの実践家•プレーヤーにも大いに参考になる。
今年に入ってもM&Aや事業承継をテーマにした書籍の発刊が相次いでいます。2020年1-3月に出版されたM&A関連本をまとめました。
ブリッツスケールとは爆発的な成長という意味。日本版ブリッツスケール企業の代表例としてM&A仲介業の日本M&Aセンターを取り上げ、ブリッツスケールを支える仕組みなどを紹介している。
今、日本は第3次アクティビスト(物言う株主)ブームの中にあるという。経営改善や株主還元に向けた株主提案が活発化している。知っているようで知らないアクティビストの実態と行動パターン、そして企業の反応を豊富な実例を交えて明らかにした一冊。
コーポレート・ガバナンスの重要性が指摘されて久しいが、相変わらずガバナンス不全による企業不祥事が後を絶たない。本書ではオリンパスや東芝、日産、関西電力、SUBARUといった有名企業の不祥事を引き起こした「社内事情」について詳しく伝えている。
後継者の育成に何らかの課題を感じている会長や社長向けに書かれたのが本書。大企業や中小企業の経営者らの考えや行動を紹介、分析し、さらにドラッカーがそれら考えや行動についてどのように発言しているのかを示すスタイルでまとめられている。