不動産中堅のアンビションDXホールディングスは2025年7月に、生成AI(人工知能)を活用した事業を展開するLiVrAを子会社化した。これによってAI技術開発力を高め「生成AI領域での競争優位性を確立する」としている。
不動産中堅のコロンビア・ワークスは、M&Aによる事業拡大に乗り出した。2025年2月に沖縄県の地場有力デベロッパーを傘下に収めたのを機に、今後は賃貸管理会社のM&Aを検討する。
保育所などを運営するAIAIグループは、M&Aを事業拡大の重要施策と位置付け、認可保育所や児童発達支援施設の取得に注力する。すでに2025年4月以降に、4施設を取得しており、今後も高水準のM&Aが続きそうだ。
電気設備工事大手の関電工は、グリーンイノベーション関連事業の拡大に向けM&Aを活用する。脱炭素コンサルティングビジネスの確立などを進める中で、関連する企業や事業の取得に取り組む。
業務の設計から実行、管理の代行、支援を、中小企業に特化して行うスターティアホールディングスは、今後3年間(2026年3月期~2028年3月期)にM&A戦略を強化する。
ラーメンチェーン「九州筑豊ラーメン山小屋」を展開するワイエスフードが、ついにM&Aを断行、2025年7月末に焼き肉店運営のYappa(東京都目黒区)を子会社化した。
ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を展開するロイヤルホールディングスが、5年ぶりにM&Aに踏み切った。2024年12月期に売り上げ、利益ともに過去最高を更新したことが後押しとなり、2025年2月にM&Aを積極化する方針を打ち出していた。
水道機工は社名の通り、水処理のエンジニアリング企業として歩んできた。昨年、節目の創業100年を迎えた。また、東レグループの一員となって四半世紀近くにとなる。だが、その歴史の中で、同社が取り組んだM&Aは意外にもほんの数例しかない。
調剤薬局中堅のファーマライズホールディングスは、M&A戦略を変更する。積極的なM&Aで事業を拡大してきたが、M&Aに伴う費用の増加などにより、大幅な営業減益となったことから、PMIに注力し足場を固めることにした。
綿紡績大手のクラボウは半導体製造関連分野とライフサイエンス・テクノロジー分野で、M&Aに積極的に投資する。両分野で業容を拡大し、企業の成長を加速するのが狙いで、今後3年間に、企業や事業の買収に100億円を投じる。