オリンパスが映像事業の売却に続き、米国の治療機器の製造拠点のノーウォーク工場の売却と、英国医療機器メーカーArc Medical Designの買収を相次いで決めた。
M&Aのスタートである目的の設定から最終プロセスの事業統合(PMI)における、注意点、押さえておくべき重要ポイントなどを中心に、最新のトピックスにも触れながら見ていきたいと思います。
M&Aを行う場合、M&Aアドバイザーなどの事業者に依頼することになりますが、ひと口にM&A事業者といっても、様々な事業者があります。M&Aアドバイザーなど事業者を選ぶ際の基準、ポイントについて解説していきます。
2020年1-6月の福岡県のM&A取引金額が763億9000万円に達し、1-6月としては過去10年で2014年の422億2100万円を上回り過去最高になった。
漢方薬国内最大手のツムラが、12年ぶりにM&Aに踏み切った。2020年3月に約187億円を投じて、漢方製剤用原料の調達先である中国の天津盛実百草中薬科技有限公司(天津市、盛実百草)の株式の80%を取得し子会社化したのだ。
食品の製造や販売を行う中小企業をグループ化しているヨシムラ・フード・ホールディングスが強気だ。同社の2021年2月期第1四半期の最終利益は99.7%減のほぼ0に落ち込んだが、通期の最終利益見通しは前年度比約2.3倍の4億2000万円を掲げる。
ミアヘルサは2020年3月、ジャスダックに株式上場した。名前だけではどんな会社がにわかに分からないが、旧社名は日本生科学研究所。「日生薬局」ブランドで都内を中心に調剤薬局を展開する。その同社が上場後、早速、M&Aを繰り出した。
ホームセンター・コーナンなどを展開するコーナン商事の業績が好調だ。2021年2月期第1四半期は新型コロナウイルス感染症対策商品が伸び、売り上げ、利益ともに第1四半期としては過去最高を更新した。
ドトールコーヒーなどのカフェを展開するドトール・日レスホールディングスが、ドトールコーヒーと日本レストランシステムが経営統合した2007年以来、初の赤字に陥る。
新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、日本企業の海外子会社が経営破綻するケースや、海外子会社や事業の売却を余儀なくされるケースなどが次第に目立ち始めてきた。