スタートアップが老舗企業をM&Aで傘下に迎える―。今後はそうした事例がますます増えていくかもしれません。M&Aに関わるビジネスパーソンによるトーク動画コンテンツ「M&A Online Prime」第2回はスタートアップが老舗企業をM&Aで傘下に迎えた事例をピックアップします。ゲストに貿易のデジタルフォワーディング業を営むスタートアップ、Shippioの佐藤孝徳代表取締役と、シードラウンドの投資に特化したVC(ベンチャーキャピタル)で同社へも出資するイーストベンチャーズの金子剛士 Managing Partnerをお招きします。
佐藤氏からは、輸出入の通関業務を手掛ける協和海運をM&Aでグループに迎え入れることになったいきさつ、クロージング後のPMI(統合プロセス)でのエピソードについてお話しいただきます。1960年の創業以来、60年超の歴史を持つ企業との統合プロセスは思いもよらない出来事の連続。融合していくまでの取り組みは大きな学びがあります。また、投資の現場に立つ金子氏が語る、スタートアップのM&A活用の可能性も必見です。
ゲスト:Shippio 佐藤孝徳 代表取締役社長
1983年生まれ。新卒で三井物産株式会社に入社。原油マーケティング・トレーディング業務、企業投資部でスタートアップ投資業務などを経て、中国総代表室(北京)で中国戦略全般の企画・推進に携わる。2016年6月、国際物流のスタートアップ「株式会社Shippio(旧サークルイン)」を創業。国際物流領域のデジタル化を推進、業界のアップデートを手がけている。
ゲスト:East Ventures 金子剛士 Managing Partner
1991年生まれ。学生時代より独立系VCでのインターンを経験し、2014年新卒で株式会社ジャフコに入社。 その後、シード特化の独立系VCであるEast Venturesに転籍しパートナーを務める。 East Venturesでは、業種、業態問わず若手起業家の創業したITスタートアップを中心に年間数十社のシード新規投資を実行。 各社の持つ知見の共有やネットワーキングを行うことで、VC業界全体の底上げを目指す、国内の主要VCおよび個人投資家で組織される「Startup Investor Track(SIT)」幹事メンバー。
ホスト:ストライク 荒井邦彦 代表取締役社長
1970年、千葉県生まれ。一橋大学商学部卒業後、太田昭和監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入社。財務デューディリジェンス、株式公開の支援などの業務を経験し、1997年、ストライクを設立。2016年6月に株式を東証マザーズに上場し、翌年6月に東証一部(現東証プライム市場)へ市場変更。一般社団法人M&A仲介協会の代表理事。
株式会社ストライクでは、経営戦略上の一つの選択肢として、M&A、事業承継をご提案しております。
すぐ必要ではないものの、将来的な選択肢として、M&Aをお考えの経営者様も、まずはお気軽にご相談下さい。