複雑なスキームを駆使してゴーン氏が日産から横領したとされる金額は、50億円とも80億円ともいわれる。こうした大金は、筆者のような庶民には想像もつかない額だ。しかし、成功した創業オーナーの資産規模というのはそんなものではない。
例えば一時、話題となったZOZOの前澤友作社長。数年前に120億円のバスキアの絵をさくっと大人買いした(当然自分のお金で)...
コーポレートガバナンスに関する議論が盛んだ。しかし、結局のところ「すべての利害関係者にとって有益な企業となるよう、うまいことやりましょう。」という、差し障りのない結論しか聞こえない。 では、正しい議論をするための課題設定はどう設定すべきか。