言志四録のニュース記事一覧

「今過」向き合う気持ち|M&Aに効く言志四録

「今過」向き合う気持ち|M&Aに効く言志四録

『言志四録』の魅力は、心にすっと届くような短い文章にある。そこで、1巻目から比較的短い言葉を中心に選んでみた。佐藤一斎の言葉は説教くさく感じることもあるが、江戸末期の困難な時代に、これだけの言葉を後世に残そうとした強い気持ちを感じる。

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「志気」気持ちの鋭さを保つ|M&Aに効く言志四録

「志気」気持ちの鋭さを保つ|M&Aに効く言志四録

「志気」は鋭くあるべきだ。心に鋭さが欠けていれば、他の人間性の発揮にも影を落としてしまう。そして心の学問すなわち心学では、大自然に触れてることも読書に親しむことも重要で、さらに、「字にとらわれるな」とも。「楽しむ極意」を『言志後録』に探る。

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「胸次清快」クリアな心を持つ|M&Aに効く言志四録

「胸次清快」クリアな心を持つ|M&Aに効く言志四録

コロナ禍をはじめ、現在起きていることを見ると、人類史上でも大きな節目となる転換期なのかもしれない。このような節目は一種の苦だが、同時に貴重な体験であり、自らもこの変化に積極的に関わっていく姿勢も必要である。その時、求められる心のあり方とは?

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「青天白日」心に照らして決断する|M&Aに効く言志四録

「青天白日」心に照らして決断する|M&Aに効く言志四録

佐藤一斎の『言志耋録』のはしがきに「私は今年で80歳…中略…息をしている限り学ぶことをやめてはいけない。一条ずつ執筆して本書を編んだ。これを耋録とする」と記した。その死生観に『言志四録』を愛読し、49歳で早逝した西郷隆盛は何を見たのか。

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「明通公溥」リーダーの勇気|M&Aに効く言志四録

「明通公溥」リーダーの勇気|M&Aに効く言志四録

佐藤一斎は難しい仕事に向かうとき、正しい判断をするために心を整えておくことを重視した。そのとき、忘れてはならないのは「不安」。リーダーの勇気として不安にどう対峙し、克己しなければならないか。西郷隆盛が選んだ言葉とともに、勇気のあり方を探る。

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「克己」判断を誤らないための心|M&Aに効く言志四録

「克己」判断を誤らないための心|M&Aに効く言志四録

『言志四録』から101条を抜き出し、「南州手抄言志録」として活用した西郷隆盛。その101条の内訳は『言志晩録』が最も多く、政治家だけではなく、経営者、起業家などにも好まれる言葉が多い。その中から、今回は「克己」という言葉を見ていこう。

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「寛懐」和を保つだけでは済まない時|M&Aに効く言志四録

「寛懐」和を保つだけでは済まない時|M&Aに効く言志四録

世の中の雰囲気や気持ちに逆らわないでいれば、調和を保つことになるーー。今回から、西郷隆盛が『言志四録』から選んだ101の言葉から、経営や仕事にも大きく影響する言葉、人間力を磨く言葉を見つけていこう。「寛懐」。その意味することは何か?

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「公欲」説得力を生む力を持つ|M&Aに効く言志四録

「公欲」説得力を生む力を持つ|M&Aに効く言志四録

M&Aで生まれる説明責任をどう果たすか。説得力を高める話し方が欠かせない。西郷隆盛も多くを学んだ佐藤一斎の『言志四録』に、説得力を高め、持って人間力を高めていく言葉を探ってみよう。佐藤一斎は「私欲」を超えた「公欲」こそ必要だとしている。

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「忿疾」丁寧で納得性の高い説明とは|M&Aに効く『言志四録』

「忿疾」丁寧で納得性の高い説明とは|M&Aに効く『言志四録』

M&Aでは利益の追求が第一だが、それはマクロの話。企業は人が組織し、人には心・感情があるだけに、マクロな視点では解決しがたいことも多い。そこで重要なのは「忿疾(怒り、憎むこと)」への対処法。論理的で丁寧であることの意味を再確認しておきたい。

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「信孚」秘密を共有するには|M&Aに効く『言志四録』

「信孚」秘密を共有するには|M&Aに効く『言志四録』

言志四録の4回目は「「信孚」。「孚」は孵化の「孚」で、親鳥が卵を一時も離れず温めることで雛が誕生することから、偽りのない心、誠の意味を持つようになった。では、私たちはM&Aに関わる「秘密」に対して、どういう立ち位置をとればよいか。

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熟図ーどこまでしっかり見通せるか|M&Aに効く『言志四録』

熟図ーどこまでしっかり見通せるか|M&Aに効く『言志四録』

M&Aによって企業のよい面を保ち伸ばすことができるか、悪い面は改善できるか。それがM&Aの重要な課題だ。ところが、その課題が当事者、経営トップと社内間、株主間の信義に関わり、その信義が崩れたときは? 克服するには「熟図」の思想が重要になる。

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「錯慮」なぜタイミングを逸するのか?|M&Aに効く『言志四録』

「錯慮」なぜタイミングを逸するのか?|M&Aに効く『言志四録』

『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志耋録』、全部で1133条もの言葉が綴られている『言志四録』。幕末の志士、現代の企業家にも大きな影響を与えた佐藤一斎による書だ。この『言志四録』から、現代に生きる言葉を紹介する。今回は「錯慮」。

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