慶応義塾大学が2度目の大学版M&Aに乗り出す。東京歯科大学と2023年4月の合併に向けて協議入りすることで合意した。M&Aは2008年に共立薬科大学を合併して以来。「歯」を加え、「医」「看護医療」「薬」と合わせ医療系4学部がそろう。
イー・ライフ(東京都港区)は慶応義塾大学発の医療診断ベンチャー。2018年10月の設立で、「非侵襲生体センシングによるアルゴリズムの実用化」をコンセプトに、自宅や介護施設などで住民や入居者の健康増進や生活の質(QOL)の向上を支援している。
日本の大学発ベンチャー企業数が2019年度(2019年9月時点)に前年度比288社増の2566社と2500社を突破したことが経済産業省による調査で分かった。大学別では東京大学がトップ、次いで2位が京都大学、前年度4位だった大阪大学が3位に。
学生起業家の祭典「第16回キャンパスベンチャーグランプリ東京」(cvg東京、りそな銀行・日刊工業新聞社共催)の最終審査発表会が東京都内であった。cvg東京は関東甲信越・静岡地域の大学院・大学・高等専門学校生がビジネスプランを競う大会だ。
全国社長の出身大学は、114万人超の卒業生を擁する日本大学が調査開始から7年連続でトップを守る結果に。都道府県別では、東日本が日本大学を中心に「MARCH」など「東京」の大学への一極集中が目立った一方、西日本は地元や域内の大学が上位を占め、東西で異なる傾向が出た。