学生起業家の祭典「第16回キャンパスベンチャーグランプリ東京」(cvg東京、りそな銀行・日刊工業新聞社共催)の最終審査発表会が11月28日、東京都内であった。cvg東京は関東甲信越・静岡地域の大学院・大学・高等専門学校の学生がビジネスプランを競う地方大会で、全国展開している同グランプリでも激戦区の一つ。

最終プレゼンテーション審査の結果、大賞に藤沢昌司さん(慶応義塾大学)の「認知症予防・治療デバイスフレグランス君」が選ばれた。関東経済産業局長賞には古井康介さん(同)の「政策を使いこなすアプリケーション」が受賞した。2人は2020年2月17日に開くcvg全国大会に出場し、他地区大会で上位に入った学生起業家たちと日本一を競う。

今回から創設された「ストライク賞」は、川端修平さん(東京大学)の「スーパークールメディアの創出―育成事業」が受賞した。

審査委員長の各務茂夫東大教授は講評で「毎年接戦ではあるが、今年は大接戦だった。どのビジネスプランも着眼点が素晴らしい。今後はユーザー側だけでなく、提供する企業側の視点なども取り入れて起業化を目指してほしい」と激励した。

他の受賞者は次の通り。

【優秀賞】▽自走型ロープウェイで交通を変える!(慶大・須知高匡氏)▽時間帯別火葬コンサルティング(立教大学・岩間文佳さん)

【りそな銀行賞】▽旅の「寄り道」を提案するアプリ『頼道―Yorimichi―』(立教大・平沢未央さん)

【日刊工業新聞社賞】▽World Life Mapping(筑波大学・下田彬さん)

【奨励賞】▽賞味・消費期限管理システム「ロスヘラス」(横浜市立大学・谷村早紀さん)▽農機シェアリング支援プラットフォーム(文京学院大学・宮野豊さん)▽高齢者による知のシェアリングエコノミー(東京医科歯科大学・鈴木郁哉さん)

文:M&A Online編集部